【 小樽ガラスアートギャラリー2015 】


前回に引き続き、残りの5作品をご紹介いたします。



【北運河ルネサンスと猫の夜会】


北運河ルネサンスと猫の夜会(佐藤亮子 作)




こちらは、ゆず工房の佐藤亮子さんの作品です。

かわいい猫ちゃんたちが、運河で夜会。チェリストの猫ちゃんまでいます。

街灯以外はない運河に、カラフルな風船があって、賑やかな雰囲気。

猫ちゃんのチェリスト♪


作者の説明:“今年初開催された「北運河ルネサンス」。イルミネーションバルーンが幻想的で

        とてもきれいでした。印象深かったこの風景をモチーフにして、港の猫たちが

        夜会を楽しんている様子を思い浮かべ、製作しました。”との事。



一般社団法人 小樽青年会議所の創立60周年の記念イベント;北運河ルネサンス。

こういうイベントが、実際にあったんですね。知りませんでした。調べてみたら、9月19,20の二日間、LEDライトがセットされた約300個の風船が点灯されて、美しい情景が広がったようです。

運河公園ってどこだろう・・・。 でも猫ちゃんたち、本当に楽しそう。



猫の夜会は大賑わい

 




【 -5℃ 】


製作作家:川田 伸行 川田 由香里

工房:glass art N+


-5℃(by 川田伸行 川田由香里)



作品の説明:“-5℃以下の環境で、風によって様々な樹氷が現れる。

         その世界をガラスで表現しました。”


氷の芸術性と、周りの澄んだ空気。神秘的な世界が伝わってくる作品です。

触ったら、冷たい!って感じる質感がいいですね。素敵です。繊細な感じも素晴らしい。






【北冬生輝 ( Hokutouibuki ) 】


作家名:木村 由紀子

工房名:イメージ・グラス


作品の説明:北の大地を生き抜く動物たち。冬でも楽しく輝いて☆☆☆


北冬生輝(hokutouibuki)



エゾシカ、熊、ペンギン・・・。

熊は冬眠中だと思いますが、エゾシカは各地で見られます。

高速道路に飛び出して来たり、あまりに数が増えすぎて大変。

最近では、エゾシカのお肉を食用にする動きが活発です。けっこう淡白なお味。

失礼、話が食べ物にそれてしまいました。


目の前に突然出没されたら、ビックリしますが、

こうしてガラスで表現すると、可愛らしくなりますね。





【冬のギフト】


制作者:北一硝子 見学硝子工房スタッフ一同



冬のギフト(北一硝子工房スタッフ一同)


作品の説明:“冬に大切な相手に喜ばれるギフト(贈り物)を贈るイメージ”


ウサギさんがにんじんを贈ったり、熊さんがいくら丼を贈ったり・・・。

リスさんは、木の下で木の実を贈る。あれ?木にしゃけがぶら下がってますよ~。

相手の好きなものを知り尽くしたもの同士のプレゼントって、なんかいいですね。





【ようこそ小樽へ】


作家名:永田 琢也

工房名:硝子工房 il PONTE(イルポンテ)



ようこそ小樽へ(永田琢也)


作品の説明:“遊・食・宿 楽しんでってください”との事です。



ライトが反射して上手に撮影できなくてごめんなさい。

キャンドルを支えているのは、雪だるま3組。

展示場所の小樽駅にぴったりの作品名。


ようこそ小樽へ(by Takuya Nagata)



小さなスペースに思いがこもった10作品。

写真撮影もあまりゆっくり出来ませんでしたが、どれも個性あふれる素敵な作品でした。



余談ですが・・・

相変わらずアジアからの観光客が多い小樽。

帰りの列車で紙おむつを爆買いした中国人観光客に遭遇しました。2箱も!

やはり日本製が高品質で安全なのでしょうね。


そしてJR小樽築港駅に隣接した観覧車。“あれ、ない!?”

伺ったところ、なんと中国人がこれまたお買い上げ~。

トマムもニセコの水源地も!恐るべしチャイナマネーです。


小樽ガラスアートギャラリーは、来年1月末まで開催中。