現在開催中の【小樽ガラスアートギャラリー2015】。
JR小樽駅のエントランスホールに展示されています。全10作品。
毎日、大勢の人々が行き交う場所で、素敵な作品に出会えます。
待ち合わせの人、観光客、地元の方々などで混雑しているのですが、
ふと足を止めてじっくり眺めたくなります。5作品づつ、2回に分けてご紹介いたします。
いつも楽しみにしている廣川雅恵さんの今年の作品。
作品名: Ordinary day
工房名:glasswork・fu~ga
作品の説明は、日本語と英語で表記。
“いつものように朝が来て、会話をして、ごはんを食べて・・・そんな何でもない日々にありがとう”
“無事に過ごせた1年にありがとう。そして新しい年も変わらずに過ごせたら・・・と
年を重ねてそう思うこの頃です。” (by Masae Hirokawa)
本当ですよね。私もそう思います。
画像を少し拡大してみます。
只今時刻は5時50分。 お正月のシーンに、鏡餅、しめ飾り、外にはスノーマン。
門松も飾ってありますね。空には三日月が輝いています。
お母さんらしき人物は、お皿を5枚ほど運んでいます。2階には、おばあちゃん?と猫。
ソファーには、お祖父さんとお孫ちゃんらしき二人。いや、もしかしたら白髪のお父さんかも?
テーブルには小さな女の子。足がまだ床にとどかないし、幼い可愛らしさがよく出ています。
と、勝手な解釈をしましたが、今年の作品もほのぼのとして、とてもキュート。思わず笑顔になりました。
続いては・・・
作品名:雪だるまの花器(Snowman Vase)
工房名:大正硝子 製作硝子工房
作家名:河野 克佳 ( Katsuyoshi Kouno )
作品の説明:“子供も大人も雪が降れば雪だるまを作りたくなってしまう。
そんな雪だるまを花器にして、白い雪を質感を表現しました。”との事です。
オシャレな作品ですね。
お花を入れたら、雪だるまさん、もっと喜びそう。
会場のすべての展示作品に、このように作者の解説がついています。
【Diamond dust crystal 】
こちらは木村直樹さんの作品、工房名:KIM GLASS DESIGN
作者の説明:“極寒の時期だけの大自然からの贈り物。美しいものを美しいと思える心を大切に”。
ダイヤモンドダストは、氷点下10度以下の一定条件で発生するようですが、
見られるっていうことは、とても寒い!ということ。近年の天候では、遭遇頻度は減少気味な気もします。
【巡る( Over )】
作家名:新関 千裕
工房名:創造硝子工房 Studio J-45
作品の説明:“うつりゆく日々、うつりゆく季節。巡る思いを表現した作品です。”
とてもさわやかな色使いなので、新緑の季節を思わせる作品ですね。(個人の感想)
このガラスの中に、たくさんの想いが込められている気がします。
夢がいっぱい詰まっていそう。
【 Sparkling Snow 】
作家名:中森 信人 (Nobuhito Nakamori )
工房名:硝子工房 NAKAMORI
作品の説明:“雪が光に反射して、キラキラきらめいてキレイだなと思い、製作しました。”
雪のきらめきをガラスで表現したら、ツイスト状態の形が誕生したんですね。
上部の器には、何か入れてもいいのかしら?芸術性の高い作品を庶民化してしまう私です。
あと5作品は、パート2としてご紹介いたします。