久しぶりに映画を観てきました。
ダスティン・ホフマンが監督した“カルテット!”(人生のオペラハウス)。
今年2013年はヴェルディとワーグナー生誕200年の年。
映画の舞台はヴェルディが晩年、ミラノに建設した実在の建物、
Casa di Riposo per Musicisti で引退した音楽家のためのホームがモチーフとなっています。
札幌での上映映画館は“シアターキノ ”。
1992年に日本一小さな映画館(客席29)としてスタート。
現在は狸小路6丁目にあり、市民出資のNPOが運営している映画館です。
大きな映画館では上映されないユニークな作品を数多く上映し、映画ファンに愛されている劇場。
2つのスクリーンがあり、A館63席、B館100席。今回初めてこちらで映画鑑賞。
さて、映画の感想ですが・・・
ソフトな感動を味わいました。゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
人間誰でも年をとっていくわけですが、音楽家として長年活動してきた人々はさすが違いますね。
表舞台から引退した今も音を楽しむことを決して忘れることなく、ある意味生涯現役だと思いました。
過去の栄光やプライドにどうしても縛られる時ってあると思います。
でもそれを自分で開放してあげた瞬間、また新たな人生の幕開けのような気がしました。
映画では、オペラの曲がたくさん流れていました。
大好きなサン=サーンスの白鳥をチェロ演奏している場面・・・
せっかく素敵な演奏なのに、曲のつなぎが変でちょっと残念でした。
フレーズを考えて編集して欲しかったです。チェリストに失礼ですね。
オペラは全く知識が無い素人なのですが、他の曲も何曲かはそうだったのでは?
ヒップポップ世代の若者にオペラを講義している場面。とても印象的でした。
クラシック畑の人だから真っ向から否定するかとおもいきや・・・
そんなことは全くなくて、器の大きい人物だなぁ~って。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
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観客層は映画の主人公達と同じく、やはりご年配の方が多かったです。
エンドロールで、出演者の昔の写真と所属していた楽団などが映し出され、
すごい方ばかりで出来ている映画だったんだと、あらためて驚きと感動。
こういう方々にスポットライトを当てた映画はいいですね。
素敵な演奏とともに、時がゆったりと流れていきました。
いつの時代も音のある暮らしって素晴らしい。

