冬が近づくにつれ、
お料理同様、お菓子もどちらかと言えばどっしりとした素材を使うものが
目立ってきた気がします。かぼちゃ、さつまいもなど・・・。
今では年中、あらゆる産地から様々な野菜、果物が店頭に並ぶので、
“旬”本来の季節感をあまり感じられなくなりました。それでもやはりイメージ的に
この時期がぴったりな素材ってありますよね。
“壺屋のかぼちゃ鍋”。
旭川にあるお菓子屋さん“ (株)壺屋総本店 ”さんの商品。
周りがパイ生地で出来ている、カットして食べる形のお菓子です。
中身の餡は3層構造で、外がかぼちゃ餡、中心部が小倉あん。
かぼちゃをはじめ、小豆、甜菜糖など、材料は北海道の物が多く使われています。
かぼちゃを食べた時の食感のように、なんだか餡自体が“ほくほく”しています。
どちらかと言えば和菓子寄りの仕上がりに思いますが、パイ生地ともよく合っています。
素朴な味で、美味しいです。ミルクティーと頂きました。(≡^∇^≡)
このお菓子のしおりには、
パティシエならぬ、かぼちゃの生産者さんの顔入りです。
上川郡剣淵町、“鈴木 一男”さんの農場と契約したかぼちゃを使っているそうですよ。
昨日は大荒れの天気の中、ついに初雪が・・・
寒い季節に、ほっこりするお菓子でした。(*^_^*)