“胡麻とうふ”・・・
“とうふ”と言えば、一般的には大豆から作るお豆腐のことを指しますが、
精進料理などでは、“胡麻とうふ”がメニューに登場することが多いと思います。
胡麻とうふは北海道では馴染みが薄いですが、関西などではポピュラーなのかもしれません。
1200年も前に存在していた歴史のある食べ物。空海が大陸から日本に伝えたそうです。
“金ごま胡麻とうふ”を頂きました。
兵庫県宝塚市にある“金ごま本舗 ”の商品です。
胡麻豆腐には2種類あって、
くず粉と水だけでつくる“高野山タイプ”と、
練り胡麻と使用し、お出汁などの調味料を加えて作る“永平寺タイプ”があるそうです。
知らなかった~\(゜□゜)/
胡麻豆腐特有の、あのねっとりとした食感が実はあまり好きではなくて・・・
でもこの高野山タイプは、想像以上に滑らかな口どけ。あら、美味しいわ~。
今まで食べたことのある胡麻とうふとは全くちがう。
そうとは知らずに、シークワーサーぽんずと、ゆずコショウをたくさんかけ、
せっかくの胡麻とうふ本来の味を、かき消してしまい大失敗。((>д<))
まずひと口先に味見すればよかった。
使用されている金ごまの産地は、トルコ。
そして白ごまの産地は、グァテマラ、パラグアイ、ボリビアといった南米産。
胡麻って日本で生産されているのはごくわずかと伺いましたので、当然ですよね?
少しばかり、修行僧にでもなった気分で
ありがた~く、頂戴いたしました。

