“神戸ルミナリエ2011”。
阪神淡路大震災の鎮魂、復興、再生へ・・・
すべての人々の想いを込めて、今年で17回目を迎える“神戸ルミナリエ2011”。
今年のテーマは“希望の光”・・・
東日本大震災の方々への温かい心と思いやりを託して・・・
旅行の計画など全く無かった2週間前。
突然振って沸いたように神戸に行くチャンスに恵まれ、
最終日に観て参りました。
すごい観客だろうと予想していましたが、
地元に住む友人に聞いてみると、予想より少ないとのこと。
でもすんなり現地に行こうとすると・・・
警察官に呼び止められて、“ここからは進入できませんよ。見るだけならいいですが・・・”
という具合に、目の前に光輝くあの下までは迂回をしなければなりません。
手前のお店に行きたい・・・といってズルしようと思ったのですが、無理だった。勇気ないし・・・σ(^_^;)
すぐそこに止めてある警察車両に連れて行かれるのは避けたい、でも撮りたい。
で、撮った写真は震えてる・・・(笑)なにせ天下の兵庫県警ですから。(@_@)
ぐるりと迂回して見えてきましたよ~。
もう本当にきれいで、わぁ、なんて美しいのでしょう。鳥肌ものです。
会場を流れる音楽も独特で神聖な気持ちにさせられます。実にこの場所にあった音楽♪。
最初に見えてくるのが、『フロントーネ』。
高さ約23m、横約24m。
近づくにつれ、左右対称の姿が目の前に現れて、それは感激~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
歩きながら風景が微妙に変化していきますので、どうぞ画像をクリックして拡大画面でご覧ください。
あまりに美しすぎて、言葉が出ません。
この位置で、ほぼ左右対称になりましたね。最初の作品の全貌。
場内を流れるアナウンスは、“立ち止まって写真をとらないでください”。そう言われても、
止まらずにいられませんよ~。絶対に写真に収めておきたいもの。
神戸ルミナリエに毎年足を運んでいる方によると、
たまに後ろを振り返って見ると、また違った趣があるそうで、私も挑戦。
違って見えるでしょ?
この間隔は意外と広いんです。
入り口『フロントーネ』から続く光の回廊は『ガレリア』と呼ばれているそうで、全長約270m。
ため息が出るくらいに素晴らしい。光のシャワーをずっと浴びている感覚。
友人と、どうやって光を灯しているんだろうねって近寄って見てもよくわかりません。
ピアノ線?のような無数の細い線が張り巡らされていました。
ここを過ぎると、次は『スパリエーラ』。
作品タイトルは、“不死鳥の中庭”。
この作品の中に入ると、もっと圧倒されますよ。本当に。
感激のあまり、バタンってその場に倒れそうなくらい。とにかく素晴らしすぎて・・・
近寄って見ると、ひとつひとつの明かりは温かみがあります。
真下からのアングルも迫力満点。
毎年開催するには、どうしても資金が必要なため100円募金で継続させましょう・・・と。
少しでも足しになればと、私も。
ここまで来たとき、
会場にいるおじさんが、“あっちにもあるよ~”ってずーっと叫んでいるんです。
それで友人とそのおじさんの指差す方向へ行って見たら・・・
ご覧ください!
こちらは今年初めて、LEDライトで作られた作品。『フォンターナ』。作品タイトルは“祈りの泉”。
先ほどの光よりもっと現代的というか、ディズニーランドのパレードの電飾のように
色がはっきりしていてキリっとした印象をうけます。目にも鮮やか地デジみたい。
綺麗ですねぇ~。
友人と、“さっきのおっちゃんに感謝やね、”、“ほんまにそうやね。”って、二人の会話で済ませました。
ちゃんと本人にお礼言いなさい!って。(笑) ボランティアさんなのかなぁ、あのおじさん。
この作品を背にして、くるっとまわるとまた先ほどの温か~い明るさカムバック!
ぬくもりが感じられますね。祈りを込めて、鐘を鳴らす長蛇の列。
時間も残すところあとわずか。
会場ではグッズとかいろいろありましたが、これもそのひとつ。
“KOBEルミナリエ”スクラッチくじ。そしてお土産のお菓子。ゴーフルです。
友人が、“もうそろそろ時間なので、消えますよ~”っていうので
焦って撮影していると・・・
バン!って辺り真っ暗に。
21時消灯!時間厳守!って、そんなぁ~。
ひどい、酷過ぎる。
で、こんな感じなんですよ。本当に真っ暗。
静か~に、灯火が小さくなっていくのではなく、無情にもブレーカーが落ちたみたいに、バン!
一瞬にして真っ暗になってしまい・・・あぁ、虚しい・・・。(´д`lll)
あの壮大な輝きの感激を保ちたいのなら、消灯前に会場を後にするのがよろしいかと。
心にあの感激を焼き付けておくためにも・・・
またいつか機会があれば、ぜひ訪れたい。
そう思わせる神戸の冬の風物詩。
神戸のみなさん、感動をありがとうございました。