“Mischa Maisky Japan 2011”
昨夜は、『ミッシャ・マイスキー』チェロコンサートへ行ってきました。
今年は来日25周年の記念公演です。
チェロの音色が大好きな私。
出来るだけステージに近い場所で聴きたいと思い・・・
前から3列目の○番を確保。演奏者のお姿も音もばっちりの位置です。
客席は思ったよりも少なめ?の観客数。(先日ほかのコンサートも同じ傾向。)
やはりクラシックのご常連と思われる年齢層の方々が大半を占め、
若い方はあまり見かけませんでした。
今年は、お子様二人との家族コンサート。
とても楽しみにしていたのに、息子のサーシャさんが怪我で来日できず、
お嬢様とのデュオコンサートとなりました。
ミッシャ・マイスキーのコンサートとの出会いは、2000年のバッハ没後250年記念公演。
オールバッハプログラムで無伴奏チェロ組曲を演奏された時が初めて。
その昔、収容所で、チェロの変わりにスコップ片手に強制労働の強いられ、
そんなことがありながらも演奏家として頑張ってきた苦労人。
音にも繊細さと力強さが交じり合い、深みのある演奏に魅了されました。
この時のプログラムにはファミリーでトリオを組むのが夢!と書かれていました。
(下のプログラムは2000年の時のもの)
あれから11年目の今年、また札幌で演奏が聴ける機会に恵まれたのはとても嬉しいです。
ファミリートリオの演奏を楽しみにしていたのですが・・・
コンサートが始まり、1曲目がバッハの無伴奏チェロ組曲。
あれ?っと思ったのですがやはりサーシャさんが来日できなかったので、
プログラムが変更されたんですね。休憩に入るまで、その事実に気がつかなかった私。(@_@)
怪我で来日できないのは仕方ないことなので諦めて・・・(早く良くなって欲しいです。)
お二人の演奏は、本当に息がぴったりですばらしかったです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
お嬢様のリリーさんのピアノも、お父様のチェロと相性ばっちりの演奏。
お父様譲りの繊細さと力強さが本当に見事に表現されていました。
ずっと演奏を聴いていると、次第に眠くなり・・・(笑)
これってα(アルファ)波が出ている証拠ですよね。
脳も身体もすっかりリラックスして、心地よさの中ですばらしい演奏に酔いしれました。
(あっ、隣のお客様、お酒の匂いが・・・笑)
アンコールも3曲♪演奏して下さり、
大満足のコンサートでした。今度は是非サーシャさんとのトリオで!
この後、10月7日には兵庫県立芸術文化センター、8日は東京サントリーホール、
そして10月10日、北九州市立響ホールでの公演が予定されています。
場所によってはもしかするとまだ当日券が用意されるかもしれません。
“芸術の秋”に心地よいチェロの調べを楽しんで見ては?