今宵は“芸術の秋”を・・・
ということで、久しぶりにコンサートに出かけてきました。
“ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団”のコンサートです。
場所は、札幌コンサートホール、『 キタラ 』。
オール“モーツァルト”プログラム。
ピアノは“モナ=飛鳥・オット”さん。大変チャーミングで美しい方です。
オーケストラは上のほうで聴いても、きれいに響いてくるので、
今回はこちらのお席を・・・左側から音が流れてくるのが心地よいです。
このオーケストラはもちろん、
ピアニストの“モナ=飛鳥・オット”さんの演奏も初めて。
本場ドイツではどのような評判なのか存じませんが、
ザルツブルグ音楽祭のレギュラーメンバーとして、毎年演奏されている楽団なのですね。
今回は約40名ほどの編成で来日。
弦楽器の音がとても澄んでいて、きれいな演奏でした。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
コンサートマスターのバイオリンの音、透明感がありました。(と、偉そうなこと言ってみる・・・笑)
このオーケストラに限らず、私は楽器が温まってきた第二部辺りの音が好きです。
アンコールになれば、何度となく演奏されている曲が多いので、
音の深みが違いますね。これはあくまでも素人である私の感想。
オーケストラとピアノ・・・
どちらも主導権を握ることなく、ハーモニーをメインに演奏されたほうが
観客としてはまとまった演奏に聴こえると思うのですが・・・
ピアノコンチェルトというくらいだから、ピアノがぐいぐいと引っ張っていくのが一般的なのでしょうか?
今回の“モナ=飛鳥・オット”さんは、まさにそんな感じでした。
あのピアノの音も、キタラにあるピアノ?
そういえば以前、ピアニストの“伊藤恵”さんだったか、どなただったか忘れましたが、
どこのコンサート会場にもご自分のピアノを持ち込んで演奏されるという話を聞きました。
もちろん海外へも!
比較的持ち運びが出来る楽器は、演奏家とともに移動可能で
自分のカラーを出せますが、ピアニストの方は大変ですね。いくら調律しても、
微妙にタッチや音が違い、ある程度そのピアノに合わせて演奏しなければならない。
それをいかに魅力的な演奏に出来るかは、プロの演奏家としての見せどころですね。
綺麗な音色とともに、
モーツァルトの音楽にどっぷり浸り・・・
美しい演奏に満たされたコンサート♪でした。