“北海道開拓の村 ”。
1983年4月にオープン。
札幌の観光名所のひとつなのですが、
自宅から遠いこともあって、今まで一度も訪れたことはありませんでした。
でも今回はじめて行くチャンスに恵まれましたので、その一部をご紹介いたします。
住所は札幌市厚別区厚別町小野幌 50-1。
階段を上らずに、横からスロープを通って入場するほうが楽です。
公共の交通機関ですが・・・
JRバスが“開拓の村”行きを運行していますが、本数はとても少ないです。
お帰りの時間を前もってチェックされたほうがいいと思います。
このバスへの乗継ぎは、“JR新札幌駅”あるいは地下鉄“新さっぽろ駅”。
最寄り駅は“JR森林公園駅”ですが、詳しくはHPでお確かめ下さい。
ここは野外博物館ですので、
建物すべて、歴史を感じます。現在52棟の建物があり、
『市街地群』、『漁村群』、『農村群』、『山村群』の4つのパートに分かれています。
入場料は大人個人で830円ですが、年間パスポート1500円もあります。
本州の方がこの“年間パスポート”を購入され、年に何回か訪れることもあるそうです。
旧開拓使札幌本庁舎(明治6年・札幌) 旧浦河支庁庁舎(大正8年・浦河)
旧来正旅館(大正8年・旭川) 旧近藤染舗(大正2年・旭川)
旧札幌警察署南1条巡査派出所(明治44年・札幌)
“開拓の村”は、たくさんのボランティアさんに支えられて運営しています。
中には制服を着た“お巡りさん”がいます。この方もボランティア。
人気のある演示活動ですが、制服には決められたサイズがあるので、
誰でもなれる!というわけではないそうでして・・・(笑)
旧青山家漁家住宅(主屋・大正8年小樽) 旧秋山家漁家住宅(大正9年・羽幌)
小樽で、にしん御殿として有名
なんかこの風景いいですねぇ~。線路らしきレールが見えますが・・・
そうです。実は馬車が走っています。
“どさんこ”と呼ばれるお馬さんが、馬車にお客様を乗せて頑張っていました。
人間の年齢で言うと、70歳を超えているそうで、なんだかかわいそうなのですが・・・
お蕎麦屋さんもありますよ~。
旧三ます河本そば屋(明治42年・小樽)
でも実際の営業はしていませんので、本物はどこかで食べてください。(笑)
一通り回ったのですが、
やはり建物が華やかな印象を受けるのは『市街地群』。
他のセクションは、建物は大変古くて写真に写しても色あせた感じになります。
建物から香るあの独特なレトロな匂い・・・
それだけで時の流れを感じ、“タイムスリップ”しながら“タイムトリップ”。
ただ見学するだけではなく、
参加型のイベントも年間通して開催されているので、興味のある方はどうぞ。
歩きやすい靴で行くことをお勧めいたします。
それにしても遠い・・・