“第七回小樽さくら祭り”。
5月26日(木)~28日(土)開催。
サブタイトルは、『がんばろう!東北・関東!小樽も元気に!』
イベントとして、昔懐かしいバスに無料試乗出来るそうなので、小樽へ行ってきました。
その名は“まき太郎”。
ここは、“小樽寿司屋通り”。
出発は政寿司本店前より午後5時から30分間隔で午後7時半まで運行。
無料で試乗させて頂きました。
お寿司の巻き物のような形のバス?と思ってしまった私。(そんな馬鹿な・・・∑ヾ( ̄0 ̄;ノ)
北海道中央バスが、1993年に創立50周年を記念して復元したボンネット型バスです。
昭和10年半ばから戦後昭和24,5年にかけ、ガソリンの代用に石炭やまきをたいて走っていた
代燃車を復元したものです。バス後部には、まきストーブみたいな白い煙。
公道を走れる全国唯一の“まきバス”で、時速は60キロまで出るそうです。
車内へ。
運転席も特徴的です。パイプが見えます。
エアー調整、まきガスのボタン。引くと“ガソリン”、押すと“まきガス”が・・・
トヨタ製の古いガソリンエンジン搭載。
内装の天井と窓枠は、木製。
車内にいると、薪の炊いたあの独特な匂いがたち込め、燻製になった気分。
音を聞くと、焼きいも屋さんの音に似ています。ピー♪っていう甲高い音です。汽笛とはまた違う。
今回ボランティアガイドとして、車内で説明してくれたのは、
“小樽おもてなしボランティアの会”のメンバーのお二人。
左の方は生まれも育ちも小樽だそうで、車内でガイドして下さいました。
右の方は本州から小樽の夜景に感激されて移住してきたガイドさん。
今回のバスの運転手さんのジャケットは、とてもレトロ。
では発車しまーす。ピー・・・♪
まずは、小樽寿司屋通りを国道5号線に向かって走っていきます。
左手に八重桜が咲く公園。桜の後ろに列車が通ります。この八重桜5本、個人からの寄贈。
札幌小樽間、422回も走るなんてすごい記録!
車内で熱心にガイドして下さり、とても興味深かったです。時々、くるっと背中を向けて、
私たちガイドはこの“小樽おもてなしボランティア”の文字が目印です!と説明。
いつでも気軽に声をかけて下さい~と頼もしいお言葉。
車中から撮影。(車内が写りこんでしますが・・・)
“手宮線跡地”。奥には八重桜が満開。
夕方5時スタートの15分ミニツアーなので、夕日を浴びています。
“小樽バイン”。“バイン”とは、バンクとワインの合成語。
小樽運河バスターミナルに停車中の“レトロ調バスろまん号”。
JR小樽駅前に、このろまん号の広告看板がありました。
普段ぶらっと散策している場所も、詳しいガイド付きだと風景も違って見えました。
下車したら、震災の応援で心ばかりの募金。貴重な試乗会となりました。
その後、ボランティアガイドさんと少しお話。今度来たときには隠れた穴場を案内して頂きたくなりました。
アジアからの観光客は激減している小樽ですが、
JR小樽駅も耐震補強工事などで、少しずつ綺麗になっています。
トイレの位置が反対側に移動して、おしゃれで清潔なトイレに生まれ変わりました。
駅構内の上部って、前からランプありましたっけ?
祝!小樽商科大学創立100周年!
夕食に御寿司のグルメリポートは?
そんなのありません。(笑)
“まき太郎”無料試乗会は28日(土)まで。(13:00-17:30まで、 30分間隔の運行予定)
近郊にお住まいの方は是非レトロな気分を味わってみてください。