夕張での観光スポットは限られていますが、
“幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ”ロケ地跡に来る途中にも一箇所歴史ある場所が・・・
この案内板にしたがって斜面を上っていくと、入り口に看板が見えてきます。
“夕張鹿鳴館”(旧北炭鹿ノ谷倶楽部)。
住所:夕張市鹿ノ谷2丁目4番地
大正2年から昭和58年まで、迎賓館のような施設として使用されていたそうです。
また平成19年には“近代化産業遺産”に認定されています。
近代化産業遺産とは・・・
わが国産業の近代化の為に建造物や機械など、
公募によって産業遺産活用委員会の審議により、経済産業省が認定しているもの・・・だそうです。
現在はレストラン、宿泊施設として使用。
お食事をしなくても、中の見学可能だったのかも・・・(手元のパンフレットに入館料500円って書いてある!)
入り口にメニューがあったので、てっきり見学は無理かと思って外観の撮影だけに留めました。
こういった所は、庶民には敷居が高いイメージがありますね。
ここよりさらに夕張駅方向に進んでいくと、お菓子屋さんがあります。
“うさぎや菓子舗” 住所:夕張市鹿ノ谷1丁目 (お店の前に“鹿ノ谷1丁目”のバス停あり)
最初、ここがお菓子屋さんとはわからず、通り過ぎるところでした。
知る人ぞ知る、夕張名物“シナモンドーナツ”。
テレビで何度も紹介され、札幌からのファンも買いに来るお店。
店内には70年以上も時を刻み続けているねじ巻き式時計が壁に・・・(毎朝手巻きされているそうです。)
あらぁ~、こんなに立派な暖簾があるなら、お店の外に出せばいいのに・・・
これが人気のシナモンドーナツ。1個85円。
現在店頭に並ぶお菓子といえば、この商品しか作っていないのかも知れません。
(包装紙にはほかのお菓子の名前も・・・)
懐かしい味です。見た目よりずっとあっさりした味に仕上げています。
まだ列車の時間まで1時間ほどあるので、今度は夕張駅から
石炭の歴史村方向へ、ままちゃり激走しますよ~。
つづく・・・






