夏に咲く花・・・
広大な大地にあの紫色のジュータンと癒しの香り・・・
すっかり定着した北海道の夏のイメージの花といえば“ラベンダー”。
今では全国的にも栽培が可能になって、ガーデニングでも人気のお花ですね。
富良野の『ファーム富田』は特に有名になりましたが・・・
実は日本でラベンダー発祥の地は富良野ではなく、“札幌市南区南沢”なんです。
私もこれは知りませんでした。某放送局のアナウンサーが、この時期になるといつも
富良野の富田社長が北海道にラベンダーを持ち込んだと放送するので、すっかり信じていました。
(あの生キャラメルも、○○牧場が最初ではなく、実はそれより先に商品化した会社があります!)
有名になった所が必ずしも先駆者と一致・・・とはならないものですね。
こちらが“ラベンダー発祥の地”です。
ここは『札幌南沢神社』の敷地内にあります。
住所:札幌市南区南沢3条4丁目7-1
このプレートに書かれている内容を要約しますと・・・
昭和12年、曽田政治氏がラベンダーの原産地南フランスより種子を入手。
翌年、日本各地で試験栽培(札幌、北見、千葉、倉敷)を実施。
入手から3年後の昭和15年、本格的にこの札幌の南ノ沢、南ノ沢農場にてに根付かせた・・・。
その後ですね、富良野の地でも本格的に栽培が進んだのは。(ファーム富田は昭和33年頃からだそうです。)
ネット検索していると、いろいろと勉強になることが多いです。(^-^)/
私のデジカメで、この色の華やかさと繊細さを出すのは難しい。
(一眼レフじゃないと、無理なのかなぁ・・・)
でも夏の強い日差しを受けて、元気に咲く様子は伝わるかと・・・
神社も一応紹介しておきます。
神社の階段から写すとこんな感じです。(右手写真)
カメラのアングルによっては、一面に咲いているように感じますが実際は・・・
神社の左手、道路に面したごく限られた場所に咲いているのです。
この地区はラベンダー栽培に適しているので、個人宅でもお庭いっぱいに
ラベンダーガーデンを作ることは可能ですね。憧れますねぇ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
自宅の庭にも植えたいのに、なぜか柿の木が植えられている・・・笑)