昔から港町神戸は、ファッション、食品、その他あらゆるものの発信地。
いち早く流行の先端をいく街だったように思います。
貿易で栄えた港町は、海外から新しいものが入りやすい環境のためなのでしょう。
もちろん今もそうなのですが・・・
私が西宮にいた子供のころ、ケンタッキーフライドチキンのお店ではグアバジュースがメニューにありました。
今では全くめずらしくない飲み物ですが、当時はあのきれいなピンク色をしたグアバジュースは
一般的ではなかったので、お店を訪ねた時には必ず飲んでいました。
砂肝や、レバーをフライドチキンの衣で調理したメニューも大好きでした。(あぁーまた食べたいなぁ。)
そのころに出会ったもの・・・
それが、このブルー色をしたトーシューズです。
バレエ用品メーカーのものではなく、雑貨のお店で売っていたものです。
サイズが10センチのトーシューズ。
本物のトーシューズと同じ素材で作っているので、本当に踊れそうなくらい精巧に出来ています。
ミニチュアのシューズは、今ではたくさんありますが、
本当に当時は珍しくて、とてもかわいいのでいくつか購入しました。
でも今も手元に残っているのはこのブルー色だけ。色あせることなく綺麗なままです。
神戸で出会ったものは、時を経てもどこも古さを感じさせない。
むしろ最新のものと同じくらい新鮮さを放って永遠に輝き続けています。
