低温続きのおかげで桜の花も例年に無く長く咲いている今年。
農業関係の方には誠に申し訳ないのですが、いつもよりお花見を楽しむ期間が延びたのはうれしい。
JR『琴似』駅近くには、『農試公園』というお花見スポットがあります。
淡いピンク色の桜が見ごろを迎え、強風にあおられながらも美しく咲き誇っています。
桜って、人間の目には鮮やかで、その繊細な花びらもはっきりわかるのですが、
写真に収めると、どうも全体像がぼけてしまい、むずかしいです。
公園には鳩も遊びにきています。
手も足も出ないハト・・・世間の風は冷たい?
青空に映える桜色。
公園内、奥のほうへ進んでいくと、なにやら黒いものが目に飛び込んできました。
SLです。こんな場所にSL?走らないとはいえ、この季節になんだかぴったりします。
制限速度20キロの道路標識を見たら、まるで本当に園内を走っているかと錯覚を起こしますね。
『D5111』。鉄道ファンの方なら、きっとご存知の車両でしょう。
駅が近いこともあって、線路を走る列車をパシャパシャと連写している方がいらっしゃいました。
列車が桜の風景に調和する、鉄道ファンにとっては美しい1コマを追い求めて、
待望の季節到来なのかもしれません。