宝塚歌劇を、久しぶりに観劇しました。
もう、何年も生の舞台を見ていなかったので、ワクワクしながら宝塚へと向かいました。
震災後の宝塚の街はどうなったのだろう・・・
阪急『宝塚』駅を出ると、昔は、すぐ右手にお餅屋さんがあって(今は別の場所に移動)、
『花の道』左側には、飲食店とか宝塚歌劇のブロマイド屋さんなどがありました。
駅の位置も変わったでしょうか?裏手にはすぐJRの駅も・・・
新しいマンションが立ち並び、別の雰囲気になってはいても、
懐かしいお店がまだ存在していたので、そのことにむしろ感激しました。
COFFEE & RESTAURANTの 『 IZUMI 』さん。
宝塚歌劇を見るときには、いつも早朝お世話になりました。
今は、お父様から息子さんご夫婦が跡を引き継がれて、お店をされています。
奥様と少しだけ当時のお話をさせていただき、懐かしさがこみ上げてきました。
昔は、最前列から5列目くらいまでのお席は、ファンクラブの親衛隊の方たちが、
チケットを管理していました。前日から点呼をとって、いいお席のチケットを入手するんです。
点呼に遅れると取り消しになるので、この場所から移動できません。
当時まだ子供でしたので、阪急電車の始発でお出かけ。(前日の点呼は姉にお願いしました)
そんな時、当時早朝から開いていた『 IZUMI 』さんの、程よく温められたロールパンと紅茶のセット。
美味しかったなぁ・・・今も鮮明に覚えています。大変ありがたかったです。寒い冬には特に。
今回は、息子さんが調理したオムライスを頂きました。これもまた美味。ごちそう様でした。
昔、宝塚に行くと、右手には宝塚大劇場の手前に、温泉がありました。
歌劇を観劇するには、まずファミリーランドに入園しなければなりません。
子供たちが大好きな『宝塚ファミリーランド』とホワイトタイガーの赤ちゃんで話題になった『動物園』も。
今はもうありませんが、そのなごりでしょうか、メリーゴーランドを発見!
近くの階段も、見覚えがあります。
昔の入園券と、宝塚歌劇のチケット。
雪・花・月・星・・・公演ごとにその組のスタンプになっていた気がします。
プログラムも良心的でした。340円、400円、そして今は1000円に。
台詞入りで、500円以下。今では考えられないお値段です。
右は、昔のプログラム。振り付けが 尚すみれさんになっています。
宝塚友の会のジャズダンスクラスで、お世話になりました。バウホールの舞台でお稽古、
良い思い出です。すみれちゃん(愛称)のツーショット写真、今でも大切にしています。
私が宝塚歌劇のファンになったのは、池田理代子さん原作の『ベルサイユのばら』の上演から。
池田理代子さんオフィシャルサイト
http://www.ikeda-riyoko-pro.com/
少女漫画の世界を宝塚が見事に演出して、空前のヒット作品になりました。
同級生に『宝塚コドモアテネ』に通っている子がいて、
休み時間に校庭でラインダンスを習ったりして、もうその時には、クラス中の女の子が宝塚に夢中。
宝塚コドモアテネ
http://www.tms.ac.jp/atene.html
あのかわいい制服に憧れていました。月謝はそんなに高くないんですね。
通いたいなぁーと、それとなく親にお願いしたのですが、すでにクラシックバレエを習わせてもらっていたので、
却下されました。(笑)バレエ団にいた一人は、見事に宝塚に合格されていました。
今回雪組を退団される男役の『彩吹真央』さんも、コドモアテネのご出身だそうですね。
休憩中に、お隣のお席の方に声をかけたら、意気投合しまして(笑)、
以後、仲良くさせていただいています。宝塚の舞台を愛するファンは、皆さん良い方ばかりです。






