ミュージカルといえば・・・『 劇団四季 』。
全国各地で多くのファンを魅了し、数々のすばらしい舞台を演じてきた劇団で、
その名を知らない人がいない程、今では有名になりました。
新名古屋ミュージカル劇場は、名古屋駅から徒歩圏内の場所にあります。
私にとって、大変思い出深い作品のひとつなのが、『オペラ座の怪人』。
札幌のJRシアターで1993年9月から、354回にわたるロングラン公演として上演され、
幾度となく拝見した作品です。ご縁あって、劇場スタッフの一人としてお仕事させていただいた為、
場面の細部まで記憶がよみがえって来て、とても懐かしく観劇しました。
当時、山口祐一郎さん、石丸幹二さんなど、劇団四季を代表とする方々の豪華キャストでしたので、
本当にいい時期にこの作品に触れることが出来て幸せでした。
もうすでに5000回も上演しているんですね、すばらしい~。
棚の奥から、なんと当時のものが出てきました。観客の皆様にお配りしたキャンディでしょうか?(右写真)
私と劇団四季との出会いは、ミュージカル 『キャッツ』 。
記念すべき通算2000回の時に頂いた大入り袋、まだありました。物持ちよすぎです。(笑)
そして右側は、JRシアターで働いていたスタッフがいただいた非売品のメモリアルアルバムです。
北海道は当時、拓殖銀行の破綻で一気に経済が冷え込み、暗い話題が多い時期でもありました。
途中から劇場に足を運ぶ方々の数が減った時でも、劇団四季を応援しているファンの方々の暖かさで、
劇場は活気に溢れていました。舞台はお客様があってこそ、初めて輝くものです。
後に上演した『CRAZY FOR YOU 』。
ある日、貸切の公演だったのですが、舞台と客席がひとつとなり、いつも以上にすばらしい作品に
感じられました。終わってみれば、スタッフの私達までその空気の中に入って、大満足の一日。
最近、劇団四季が再び札幌に上陸するかもしれないと伺って、
また是非、四季の舞台を拝見したいと思いました。