日常を

切り絵のように

ハサミで切り取った

魔法の時間


嬉しくて

楽しくて

永遠に続けばいいのに


話そうね

と言ってた事も

吹き飛んじゃう


会話すら邪魔になるほど

そばにいたいね

 

ガラスの靴は鞄の中



幻でも夢でもない

そこにある現実と

時計の針とをにらめっこ


想えば想うほど

ガラスの靴が重くなる

願えば願うほど光りだす


星のない夜が

日常へ切り替わっていく 


夜が深まっていく

闇に包まれていく