仮面を剥いで

殻を脱いで

一枚一枚身につけた防具を外して

抱え込んだ悩みも一つ一つ

オブラートを剥がすように

そっと

剥がしてあげたい




あなたのその核に触れたい




裸のあなたのコロロに

手をかざして送る力は

どんなに微力でも届く

涙の奥にある瞳に

呼びかける



ここにいるよ

何も期待しない

何も否定しない

ただ包みこむことしかできなくても



苦しみは

同じだけの苦しみとして

感じることはできなくても



あなたのその核に触れたい