実りの秋です。ラブラブ

フランスより帰国し、せっせと作っているコンポートとコンフィチュール。

同じ果物でも、日本の果物とフランスでは味や硬さが異なり、中々フランスで教えてもらったように美味しく綺麗には仕上がってくれません。(難しい〜)

東北で現在出回っている無花果は、生食用の紫茶色の物と、甘露煮用の青い硬い物。

青い無花果は、皮付きのまま茹でると、茹でこぼしても硬くシワシワになってしまいますのでご注意ください。





🔸青いイチジクのコンポート
(無花果のワイン煮)

ザラメを使いますので、高齢の方でも馴染みのある味です。
皮を剥きとろける様に柔らかく作ります。

☆材料
・青いイチジク約1kg
・ザラメ砂糖 本体の1/2位。
今回は皮をむくので400g。
(ザラメがなければグラニュー糖とキャラメルにした砂糖をお使いください)
・白ワイン50cc

☆つくりかた
1.青い無花果の皮をむきます。



頭のポッチを取ります。
皮は、青い部分が硬く、下のお尻の方は柔らかいので丁寧にむいてください。



2.ホーローの鍋にイチジクを入れ、ザラメを入れ、ワインを振りかけ蓋をし、半日程、最低でも1時間休ませます
(馴染んで果汁が出てきます)

※火を入れると酸っぱくなる果物もありますがイチジクは大丈夫です。




3.ごく弱火で火を入れます。
20分程で下から果汁が上がってザラメと無花果と馴染んできます。



さらに弱火で煮込みます。


弱火でもザラメが溶け沸々と湧いてきます。
時々、焦げ付いていないか?
鍋底を優しく確かめてください。



30分でこんな感じ。


更に弱火でコトコト煮込みます。


鍋の中の砂糖ザラメの色も少しキャラメル色になってきました。


無花果も白い所がなくなりました。


4.最後の煮詰め(今回は10分程)
鍋の蓋を外して中火にします。
無花果に艶を与え、フルーツソースにとろみを付けます。
吹きこぼれと焦げつきに注意しましょうビックリマーク

良い加減のとろこで火を止め、冷めるまでそのまま放置します。
無花果が冷えて行くときに、うまみが染み込みます。💕



緑茶や紅茶コーヒーのお供としてとても美味❣️
またバニラアイスクリームと一緒にいただくのもおすすめです。

フルーツソースだけでも、トーストやシリアルなどにかけ楽しむことができます!

お正月のお節料理のくちどり用に保存されたい方は、煮沸消毒した瓶に、無花果が熱い内に入れて瓶を逆さにします。
冷えたら冷蔵庫で保管することをお勧めします。


無花果の赤ワイン煮も美味です💕
そちらは材料が少し違いますので、またいつかご紹介しますね。