先月から、パリの夜空にも煌々と輝く赤い星が見られるようになりました。

地球と火星の軌道が近づくのは、2年に一度。

パリは、緯度が日本より高いため、星々の位置は低く感じます。





午後11時、日が沈みようやく現れた火星。

西のPassy駅より南東方面を臨みます。


実際に眼で見ると、夜間の点滅する飛行機程の大きさで、とても明るいく赤い星です。


午前0時まで火が灯るエッフェル塔。
右に小さく写るのが火星。




今年の夏は、皆既月食もありましたが残念ながらパリでは、37℃の猛暑後の雷雨で薄雲が残り見えませんでした。


8月中旬には、ペルセウス座流星群がやってきます。

日本時間8/12夜〜8/13未明が最大。
(その前後でも見えます)

フランス時間8/11夜半〜8/13明け方。
(街の灯りが無い場所がよく見えそうです)

ペルセウス座の方向は北東、そこから放射状に流れ星が現れますが、反対方向でも流れ星は出現します。

日本では、家族で山に向かいブルーシートに寝っ転がって空全体を眺め、流星群を観測しました。

パリではどちらの方向に多く出現するのか楽しみです。

夜間ですので、どちら様も安全にご留意しご観測くださいませ。