印象派の巨匠と言われたクロード・モネ。

 
モネが描いた「睡蓮の庭」が、パリから60㎞程離れたノルマンディーのジヴェルニーにあります。
 
家族と過ごした南向きの家と自ら設計を手掛けた「花の庭」、日本を想い作った「睡蓮の池」は、この世の楽園のようです。
 
 
 
◇モネの家
 
1926年まで家族と住んでいた家。
 
溢れんばかりの花に囲まれています。
 
 
晩年のモネ。
約100年前の家も庭もそのままです。

 
 
アトリエは、印象派の友人らの絵で飾られ、仲間で支え合った創作活動や、絵が認められるまで苦しかった生活、フランスとプロイセンの戦争で失った友人など彼の活動と交友を彷彿とさせます。
 
 
 
日本の浮世絵の影響を受けたモネ。
玄関から寝室や食堂まで、彼が収集した日本の浮世絵が所狭しと飾られています。
 
 
 
 
 
絵が売れるまで時間がかかったモネ。
彼を支援した中に、当時パリで日本美術の紹介と販売をしていた林忠正もいました。マネの家の浮世絵には、彼の保証印鑑が見られます。
 
 
日本人の貴方ならご存知のはず、
鯉は泥沼から山の流れをさかのぼり、更に滝の流れを逆登り龍になる。という立身出世のおめでたい魚。
五月の節句に鯉のぼりを上げるのはそのためです。
ひよっとしたらモネも縁起を担いだのかもしれません。???
 
 
 
美食家としても有名なモネ。
厨房で自ら腕を振るい料理をふるまっていました。
 


 
 
◇モネの花の庭
 
モネが作った「家と花の庭」には、花々が溢れんばかりに咲き、香り良いフランスのバラに人々は酔いしれます。 
 
 
 
 
 
単衣のバラでもとても美しいです。
 
 
 
 
バラのアーケードが続きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◇睡蓮の池
 
モネが日本を想い作った「睡蓮の池」。
庭に足を踏み入れると別世界が広がります。
 
 
 
風のそよぎと囁く木の葉の音。
小川から水を引込む水流の音と静寂の池。
生命力に溢れた青葉の香りが全身を覆います。
 
 
 
 
日本をイメージした太鼓橋。
 
 
 
 

木々の葉裏まで光に溢れ、睡蓮の水面にはどこまでも高い青空が映り、この庭には小さな宇宙が存在しているかのようです。
 
 
 
 
モネの晩年の作品のは、パリのオランジュリー美術館にあります。
ジヴェルニーの睡蓮の池を描いたもので、戦争の痛手から人々の心を救って欲しいと、パリ市長からの依頼でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
庭を見てから、絵の味方も変わりました。
 
Monsieur Monet, merci beaucoup.
 
 
 
 
 
 
では、またね。