1月3日は名東区史跡散策路(香流川コース)を歩いて来ました。
私が住んでいる名東区には、猪高、猪子石という「猪」がつく地名があります。
「いたか」「いのこいし」と読むらしいのですが、私を含めて地元の人は「いだか」「いのこし」と言っているように思います。
今ではすっかり住宅地になっていますが、昭和40年代の始めまでは山林が多い所でした。
普通に、イノシシはいたと思います。
そして、この地名の由来となったと伝えられる猪の子に似た自然石が牡牝の2体あります。
① 大石神社
ここには牝石(めいし)があります
小石が付着していることから「子持石」とも呼ばれ、安産の神として敬われてきました。
小さな神社で普段は訪れる人も少ないと思いますが、亥年のお正月なので「左側通行」なんて看板がありますね。
実は、14年ほど前までこの大石神社のすぐ近くに住んでいました。
② 猪子石神社
こちらは牡石(おいし)です
触るとタタリがあると言われているそうです。
触ったりしてませんよ~
両方とも猪に見えるかどうかはともかく、昔から信仰の対象として大事にされてきたようですね。
家を出たのが午後2時でしたので、③、④は省略して、
⑤ 月心寺
⑥ 猪子石神明社
こちらはちょっと大きな神社で、大絵馬もありました。
神明社内にある龍耳社
耳の神様のようですね。
うちの猫が耳が聞こえなくなってしまったので、お参りして来ました。
もう聞こえることはないと思うけど、ちょっとでもね…
⑦ 神明社資料館
猪子石神明社のすぐお隣にありました。
「さわやかウォーキング」で立ち寄りそうなところです。
「おまんと(馬の頭、馬の塔)行列」の馬など展示されてました。
地元の古い資料なども保存されてましたよ。
香流川緑道
桜並木が続き、春にはきれいな所です。
そんな川沿いの道を気持ちよく歩いていると、突然茂みからバサバサッ!と…
なんじゃこりゃ~!
黒い生き物が急に現れて、一瞬カラスか黒猫かと思いましたが、鳥?
ここが山道だったらクマかイノシシだと思って、走って逃げるとこでした。
ニワトリにしては首が長いし、トサカがないし。
とっても人慣れしていて、どんどん近寄って来るのです。
手を出したら口を開けて、エサだと思って食いつかれそう。
人に飼われていたみたいですね。
ブログ友だちの南野さん夫妻に「シャモ」ではないかと教えていただきました。
車に轢かれたり、猫に襲われたりしないかなぁ。
心配でしたがお別れして、先に進みました。
猪高配水塔
水道局の施設です。
歩道脇にはウラジロが生え放題
明徳公園
⑧ 藤森神明社
ここから地下鉄本郷駅まで歩きゴールでした。
猪子石神明社の絵馬
絵馬は飾っておくと変色してしまうので、もう買わないことにしていたのですが、かわいいし自分の干支ということもあり買ってしまいました。
このイノシシ、目が入っていなくて自分で描くようになっていました。
帰宅してから描いてみたけど、ちょっと小さかったかな。