”いつかのあなたへ” ノアールの四十九日に寄せて | いつかどこかで

いつかどこかで

いつかの私へ。いつかのあなたへ。

雫のきままなひとりごとです。


私のブログ「いつかどこかで」を始めたきっかけになった、津田修平さんのブログ記事です。久しぶりにのぞいたらもうアメブロは更新されていませんでした。


でも、この舞台は本当に純粋に素晴らしく感動的な舞台でした。


2015年5月11日の記事なので、もしかしたらその前日の5月10日、8年前のまさに今日、私は千秋楽を観に行った可能性があります。


今日はノアールの四十九日。

これも何かのご縁なのか。


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8年前のあの舞台は本当に不思議でした。


まず舞台の場所が懐かしい所だった。

元夫がそうさせたのか、それともあの場所だったからなのか、亡くなっている元夫が観に来ているのが確信できた。


それは、


劇の終わった後、演出のシャボン玉が全部消えてるのに、舞台から遠くの私向かって、一つのシャボン玉が割れる事なく、どんどん近づいて来た。


客席にひとり残っていた私一人めがけて。

夫だと確信したけど、私はとっさに怖くなってよけたら、スッと消えた。


オカルト的な話ではないですガーン

頭がおかしくなったわけでもないです(笑)


ただ不思議な出来事でした。

来てることを私に伝えたかったのでしょうか。


いろいろ考えて息子を思う元夫の父親愛だったのだと理解することにしました。


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あの日、できたらもう一度観たかったけれど

舞台とはその場限りで消えてしまうもの。

同じものを観てもその回ごとに違う

一瞬の夢のようなもの。


だからこそ

あの瞬間のあのお芝居だったからこそ

あれほど心を揺さぶられたのかもしれません。



取り止めのない思い出話になってしまいました。


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今日はノアールの四十九日。


それなのに

私はまだ止まったまま

現実を受け入れられていません。


お花を新しく買いに行きたい。

1ヶ月も前に届いた仏壇もセットしたい。


でももう午後3時半だというのに

まだ何も動けていないのです。



ノアちゃん

ノアちゃん


ごめんね、って言ったら悲しむかな。

でもごめんね。


ノアちゃん

もう少し待ってくれるかな。


ノアちゃんのこと忘れてるはずないのに

現実から逃げてばかりの、どうしようもないママを見て、ノアちゃんはどう思ってるかな。


ノアちゃん


たくさん伝えたいことがあるけど

それさえもここに書く資格がない気がして、、


「ノアちゃんありがとう」


今はそれだけしか言えないよ