おチビちゃんの誕生日に寄せて | いつかどこかで

いつかどこかで

いつかの私へ。いつかのあなたへ。

雫のきままなひとりごとです。

今から3年前の7月に 瀕死の生後1ヶ月くらいの子猫を保護しました。

出会ったのは父の新盆の7月15日の小雨の夜。

Dr.に「朝まで持つかどうか」と言われたおチビちゃん。
低血糖で目が窪み、グラグラ揺れて、ミルクも受け付けませんでした。
「助かったとしても、この状態じゃ引き取る人もいないでしょう」とのDr.のお言葉に途方にくれたものでした。

でも、この子をどうしても助けたい!!
父が子猫に姿を変えて会いに来てくれた気がしたのです。

それから約1ヶ月間、まるで何かに取り憑いたようにお世話と治療に明け暮れました。
寝る時間も惜しんで、お世話をしました。

おチビちゃんは父に似て強運の持ち主でした✨

奇跡的に一命を取り留め、これまた奇跡的に里親さんが見つかりました。先生が驚かれていました。


でも、悲しいことに、その後里親さんと私との間で気持ちの行き違いがあり、こちらからあまり連絡したらご迷惑な雰囲気になってしまいました。

それでも、昨日、写真をI枚送っていただくことができました!! 嬉しくて心が震えましたラブラブ

3歳を迎える彼は 立派な凛々しい男の子に成長していました。
本当に嬉しくて、里親さんに感謝しています。
大切に育ててくれてありがとうございます。

この季節になるといつも考えてしまいます。そして心が迷ってしまいます。

もしも里親さんから、おチビちゃんの写メや近況が、何年経っても頻繁に送られてきたら、私は 超大歓迎なのです!感謝感激の嵐です。

でもそんな事は里親さんにしたら、負担なだけで迷惑なことなのかもしれないのですよね。


頭ではわかっているのですが、きっぱり忘れられないのは私のエゴなのでしょうか。

育てられないから手離したのですから。


↑おチビちゃんを保護した場所
色々な奇跡が重なって、発見、保護となりました。

もう動く力もないのに、膝に乗せた途端、ぐっと頭を私のお腹に頭を押し付けてきて、
「生きたい!助けて!」
と必死で伝えているのを感じ、今でもその感触が忘れられません。

「おチビさんがが幸せならそれで良い」
  ↑これは息子の言葉。

まだまだ悟りきれないかあちゃんです。