私の知っている範囲内のお話しになりますが、
ご主人の転勤で海外に帯同した奥さまたち、
帰国後のお仕事のされ方は、本当に様々です。
元々資格があって働いていた方は、
数年のブランク後もその資格を生かして、
同じ職業に就いている方が多いです。
やはり資格保有者は強いなー、と思います。
20-30代の若い方々は、
ちょうど渡米時に
妊娠出産、子育て期間と重なり、
今、子育て真っ最中。
中には、
「子供を預けながら少しだけ働いています」
という方もいらっしゃいますが、
軸足は子育てに置かれている方が多いです。
また、若い世代の方は、またしばらくしたら、
海外生活の可能性がある方もいらっしゃるから、
なかなかフルタイムでの仕事に復帰しづらいということも
あるようです。
子供がいない方や、
子育てひと段落の世代は、
アメリカで何か刺激を受けて、
それを帰国後のお仕事に活かしている人もいます。
英語を一生懸命勉強した方、
海外生活で培った趣味などを活かしてサロンをする方、
アメリカにいる間に通信教育で勉強して、
そのスキルを活かして仕事復帰されている方もいます。
中には、アメリカでフルタイムのお仕事に就いて、
ご主人の帰国後もアメリカで一人で生活されている方もいます。
夫婦のあり方もそれぞれですね。
いずれの方々も、
アメリカ在住時に日本帰国後の生活設計を見据えた
情報収集や勉強をしていらっしゃったなー、と思います。
私はそういう方々を尊敬しつつも、
自らの怠惰な生活を改善することはありませんでしたが・・・![]()
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海外転勤に帯同し、海外で暮らしている期間を、
ご自身のキャリアの中断期と考えるか、
さらなるキャリアアップのための準備期間ととらえるか。
キャリアアップ=収入アップ という
単純な意味ではありません。
ここで言うキャリアアップは、
ご自身がやるべきこと、やりたいことを見つけること。
例え収入が減ったとしても、
ご本人がやるべきこと、
社会的意義の高いこと、
何よりご本人にとってやりがいのあることに巡り合えば、
それはキャリアアップと言ってよいのではないかと思います。
何が言いたいかと言えば、
ご主人の海外転勤などにより、
「(自分の)仕事か、帯同か」の
2択を迫られる、という考えではなく、
また別の道も開かれる可能性もある、と、
柔軟にとらえた方がよいかなー、ということです。
もちろん、勤務先が「休職制度」などがあって、
元の職場に復職できる、という選択肢がある場合もありますね。
そういった制度なども十分に調べて、検討し、
海外生活の期間が「失われた〇年間」みたいに
ならないとよいですね。
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さて、私自身のことですが、
日本を発つ前に、
失業保険給付延長手続き、なるものをしてから
ボストンへ行きました。
日本に戻ったら、半年くらい失業保険をもらいながら、
シュウカツするかー、、とのんきに構えていたのですが、
この失業保険給付の延長、というのは、
私の場合は資格発生から2年間のみ有効ということで、(2014年現在)
既に資格は失効してしまいました。
(正確には2年よりちょっと長い期間給付を受けられます、
雇用保険を払っていた期間でも変わると思いますし、
その時々で制度も変わっていると思うので、
現状についてはお調べ下さい)
ということで、
悠長にシュウカツする、ということはできなくなりました。
他の皆さんのように、全く計画的でなく、
行き当たりばったりな人生を歩んでおります(笑)
幸い、お仕事が見つかりましたので、
6月からボチボチマイペースで社会復帰をしています![]()
ギューギュー電車にはずいぶん慣れてきましたが、
ストッキングに慣れるのに、まだまだ時間がかかりそうです![]()
ナマ脚 でスカートはいて通勤している女性、
日本ではほとんど見ないですもんね・・・ (;^_^A ナイナイ
仕事着は、全て4年前のままで全く買い直ししていません。
今のファッションとずいぶん違うような気もしますが・・・ヽ(;´Д`)ノ
この図々しさ、(よく言えば「気にしない精神」は、
アメリカで培われたものかな。