手作りレンタカードライブ旅行は、
自由度満点で楽しい一方、
レンタカーが故障しないか、とか、
道に迷わないか、とか、
実はとても緊張もします(;^_^A
今回の旅行でも、安定安心な車に出会え、
無事故・無違反、トラブルなく、レンタカーを返却。
あとは、飛行機に乗ってボストンへ戻るだけ![]()
・・・・のはずでしたが、
その朝、事件は起きました。
9:40ソルトレイクシティ発ボストン行の
DELTA航空に乗るため、
7時45分にDELTAのチェックインカウンターへ到着、
荷物を預け、セキュリティを通過し、搭乗口へ。
私たちは、実は、今回のフライトは
シート(座席)確保ができていませんでした。
座席に空きがあれば乗れる、というチケット。
搭乗口で、この便の埋まり具合を確認します。
DELTA航空はとても機械化が進んでおり、
搭乗口に、その便のチェックイン状況が随時わかるようになっていて、
アップグレードとキャンセル待ち(シートを持っていない人)が
何人いて、今何席空いているか、という状況が画面に表示されます。
これは行きの便の時の表示ですが、
あと7席空いていて、待っているのは
私たち2人、プラス1人という状況がわかります。
さて、この日のボストンへの帰り便。
搭乗口に行くと5席くらいしか空いていなくて、
私たちの前には8人くらい。
とても厳しい状況![]()
![]()
けれど、
チケットは買ったけれど、来ない人、などもいて、
空き席数は増減しますので、
まだまだ希望は捨てずに待ち続けます。
次々と、我々の前の人たちがシートアサインされていきます。
残り、私たちの前に2人になったところで、
シート空き席が「0」になりました。
・・・・![]()
ダメだった・・・乗れなかった・・・
しかも、ソルトレイクシティとボストン間は1日2便の
直行便なのですが、
あいにく、この日は夕方発便がキャンセルとなってしまったため、
・どこか別経由でボストンへ戻る
・1日待って、翌日朝の飛行機に乗る
の選択が考えられました。
しかし、問題は先ほどチェックインした荷物の行方・・・
カウンターの担当の方に聞くと、
「預けた荷物はもう飛行機に積まれているから
ボストンへ行くわよ。
」
「エッ?それで、どうなるんですか?」
「しばらくターンテーブルで回って、引き取り手がない荷物は
ボストンの空港で預かるから」
・・・・ヽ(;´ω`)ノ
さすがに、携帯、お財布、PCなどの貴重品は、
手元の荷物に持っているけれど、
どうせ国内便だし、、みたいな気の緩みから、
他のものはぜーーんぶ預入荷物に入れてしまい、
もちろん、着替えも翌日のコンタクトレンズも眼鏡も
手元に何もありません![]()
さすがに、誰も荷物を持ち去る人はいないとは思いますが、
私たちの荷物がずーーっとクルクル回っている状況を
想像するのも不安をよぎります。
いや、持ち去る人がいないとは限らない・・![]()
預けた私たちの脇が甘かった!
荷物は最悪諦めるしかないな、、と、ちと、哀しい気持ちに(´□`。)
1日戻るのが遅れると、夫の仕事のことも気になります(´・ω・`)
そうこうしているうちに、
残席「0」になった表示が、「1」に変更になりました![]()
誰か来なかった人がいるみたいです。
けれど、私たちの前にはまだ2人の方が待っているので、
「無理だよね・・・・σ(^_^;)」と思っていたら、
その2人は、若い男女のカップルで、
「2人一緒に乗れないなら、乗らない!」とカウンターで拒否しました。
マジで・・・![]()
突然、ふってわいた、1席だけのシート。
出発までは、あと1分もありません。
カウンターの担当者が私たちの名前を呼びます。
「Mr.○○~、Ms.○○~」
私は瞬時に夫に
「■■さん(夫の名前)だけ、乗って行って!
私、何とかするわ! (`・ω・´)ゞ」と言いました。
彼は
「そうするわ! じゃぁ、これ、
パソコンとルーターね。 これで何とかして!」
と、いい残し、カウンターへ向かいました。
私はその背中に向かい
「See you someday in Bosto-----n!! (。・ω・)ノ゙」と。
夫がカウンターの女性に
「私が乗ります」と言うと、
「あら、あなたが乗るの?ワイフじゃなくてよいの?」
「えぇ、私が乗ります!妻のことはよろしく!」と言い放つと、
係員の人たちに、
「早く!早く!」と急かされるなか、私に手を振ることもなく、
とっとと機内に消えていきました・・・・(/_;)/~~
私たちの名前が呼ばれてから
夫が機内に消えるまでの時間、
ほんの20秒。
自分たちに席が1席まわってきたとき、
夫が乗る、と決めるまで2秒。
何の相談をする時間もなく、一瞬の判断でした。
1人取り残された、私・・・・ヽ(;´Д`)ノ
どーする・・・ (;´▽`A``
