昨日はプライベートレッスンを1時間受けました。
最近気に入っている「K」のレッスンです。
彼はシングルスプレーヤーとして長く競技していたので、
私のシングルスゲームの悪いところをたくさん指摘してくれます。
コーチには、一人一人特色があるな、とつくづく思います。
私という一人の同じテニスを見ても、
気になる点、指摘したくなる点が一人一人違います。
女子チームのコーチのSは、
常々私の球筋が高いことを指摘します。
ダブルスで勝つためには、私の球筋が高過ぎるから、
彼女としては、それを修正したい。
でもね、やっぱりシングルスだと、直線的なボールは、
私にとってはリスクも高いし、自分が戻る余裕がなくて、
まだ自分のシングルステニスにはあまり効果的でないと思う。
ボストンに来て最初の2年、見てもらっていたMは、
ゲームの中での「ポイントの組み立て方」をよく指摘されました。
彼は、私がベースラインにとどまっていることを良しとせず、
もっと積極的に、そして効果的なアプローチショットを打って
ネットに詰め、アングルボレーで決めるようになってほしいと。
今のKは、私が無駄なステップを踏み過ぎていること、そして、
試合中の私のラリーのボールのプレイスメントが、
センターに寄り過ぎていることがとても気になるようです。
とにかく相手をもっと動かすボールを打つこと。
昨日も30分はゲーム形式をしてもらいましたが、
私が彼のいる場所へ単純に返してしまったら、
容赦なく、バヒューーンとエースを打ち返されました・・![]()
そうそう、MとKの違いは、
Kはゲーム形式で、
気持ちよくテニスをさせてくれないこと、かもしれません。
Mは、私に気持ちよくポイントを取らせるために、
わざと緩いボールを配球して、
私がそこから展開できるように配慮してくれた。
(もちろん、それでもできないことは多かったけれど)
Kは、常に、私を動かしつつ、
動かすボールがどれだけ効果的か、ということを
知らしめてくれている感じ。
でもねーーーー、なかなかできないんです。
彼が私のフォア側に角度のついたボールを打ち、
それを私はダウンザラインに打ち返して、
今度は彼が私のバックに深く打ち、
私はまたそれをダウンザラインに・・・とうまく続けばよいのですが、
(いわゆる、日本で言う「蝶々」という練習でしょうか)、
私の球は常にセンター寄りになってしまう。
もっともっと普段から意識して、
相手を動かすラリー、練習をしないと、
いきなりはできないですね。
昨日は、もう一つこちらから願い出て教わったことがあります。
レッスンの最初に、今日は何やりたい?と聞かれるのですが、
「バックハンドの インサイドアウトショットにフォーカスしたい」
というのが昨日願い出たことでした。
私は、バックハンドが苦手です。
けれども、試合になると、フォアが打てなくなり、
バックハンドのほうが、自信を持って打てることもあります
(ダブルグリップなので、確実に返球はできる)
ただし、バックハンドは、ほとんどがクロスで、
今は頑張ってダウンザラインも打つようにしていますが、
インサイドアウトショットは、ほとんど打てません。
例えば、ダブルスのジュースサイドに入って、
センターにはいったサービスを、振り遅れて、
サーバーのフォア側に「たまたま」鋭く返球できることもありますが、
意図してバックハンドでインサイドアウトが打てない。
これが打てないから、とにかくセンター寄りの球は
フォアで回り込んで打つことが多く、オープンコートをみすみす作ることに。
なので、バックハンドのインサイドアウトストロークを、身に着けたい。
昨日は、コーンを立てて、そこに打つ練習をしました。
コツとしては、
1.ボールへの入り方。
サイドステップ、左足を決める。
2.打点はできるだけ前でとらえるように。
遠くで打つイメージ。(私の打点は近すぎ)
3.フォロースルーは高く、そして遠くへ
身体は伸び上がらない
4.前回習ったように、身体のコアを使って打つイメージ
これらを意識し、うまく打点に入り、振り抜けると、
思い描いたショットが打てました。
言葉にすると簡単なんですが、
実際にはなかなかできません。
これを身体に記憶させなければいけません。
アメリカにはなかなか地道な練習につきあってくれる人がいないので、
日本に今度帰ったら、ナイター練習等で、
手出しボールをしてもらって、地道に地道に身体に叩き込みたいと思います。
・・・あ、アウトドアのコートが無料で使えるようになったら、
週末に夫に付き合ってもらう、という手もありだな・・・![]()
とにかくショットのバラエティを増やさないと、
単純な試合展開から抜け出せないので、
やらなきゃいけないことが盛りだくさんで、
やってもやっても追いつきません・・・ヽ(;´ω`)ノ