錦織圭選手のインタビューを読んで | ボストン暮らし

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2016年5月に帰国しました。
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おはようございますニコニコ


今日はアメリカはThanksgiving Dayでお休みです。

今週は私の試合もお休みです。


アメリカのThanksgiving Dayは、

家族や友人が集まって、皆でターキーなどのごちそうを食べる、

というようなものなので、日本のお正月みたいな感じです。


全米中があちこちに移動するので、

昨日の水曜日から大移動が始まります。

空港も道路も大混雑だそうです。


CNNでは、ワシントンDCからNYまで、

車と飛行機とどっちが早く到着するか!という企画をやっていました。


日本でも年末年始やお盆休みにそういう企画をやることがあるので、

同じなんだなー、と思いました。


さて、我が家は普通の休日を過ごすのですが、

今朝は以前から読みたかった新聞記事などをいくつか読んでいて、

(WEBでですが)

朝日新聞の錦織圭選手のインタビューが面白かったので。

こちらです↓

http://digital.asahi.com/articles/ASGCT2TNXGCTULZU003.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGCT2TNXGCTULZU003


インタビュアーの方が、冒頭いろいろ数字を出して

錦織選手の躍進の秘密を聞きだそうとしているけれど、

インタビュアーの思惑どおりには会話は進みません。

錦織選手も、チーム錦織も、そんな細かな数字に

あまり意味を持っていないんだろうな、と感じました。


ポイント獲得率がここ数年と変わらず52%のままで

成績がこれだけ向上しているのは、

錦織選手が効率よく試合に勝てている証拠なんだろうな、と

思いました。


また、大変興味深かったのは後半のこのくだりです。


**************

――ツアー・ファイナル前の英語での記者会見で

「来季は常に世界ランキング5位以内。3、2位も狙える」という発言は、

有言実行型の錦織選手にしても強気という印象を持った。


 「日本語で聞かれていたら、ちょっと言えなかったかもしれない。

  何でしょうね。ただ、本心でもあります。

  現実、けがでリタイアした大会も他の人より多くあって、

  もしマスターズ にもうちょっと出ていれば

  (※今季は世界ランキングの換算対象になる3大会を欠場)、

  さらにランキングが上がった可能性もあった。

  来年、一年を通してしっかり戦い抜ければ、常に5位以上の可能性はある」


*****************



英語のインタビューだから「言えた」かも、というのがおもしろいです。


日本語だと、自分の夢や目標をはっきり言いにくい、と

錦織選手ほどになっても、そうなのかな・・と。


「英語脳」で考えたり行動している時は

強気?というか、自信を持って発言、行動できるのかな。


こちらでレッスン等を受けていて感じるのは

本当に前向きな言葉ばかりで指導してくれる、ということです。

もちろん、間違いや正すべきどころは、しっかり指摘されますが、

褒める時の言葉はとても沢山の単語を使って褒めてくれます。


good, great, incredible, awesome, wonderful,

terrific, fabulous, beautiful,,,,,


コーチだけでなく、シングルスの試合をしていても、

エースを取られたりすると、こういった単語で相手を賞賛するので、

こういう「褒め言葉単語」はとてもたくさんインプットされました(笑)


(使ってるってこと、つまりたくさんナイスショットされてるってことになりますねドクロ



「何でミスるの?」

「そんな無理しないで!」

「もっと大切にいかなくちゃ」

「ごめん!」


みたいな言葉はほとんど聞きません。


私はテニスのことしかわかりませんが、

きっとテニスだけではなく、

学校教育だとか、家庭での教育指導とか、

会社での研修だとか、

全てにおいて、こういう傾向なんだろうなー、と想像します。



話は大分ずれましたが、

とにかく来年以降の錦織選手の活躍に益々期待したいと思いますビックリマーク



ではでは、今日も元気にいきましょーー馬DASH!



Happy Thanksgiving!!七面鳥