今日の試合(No.1シングルス)-2 | ボストン暮らし

ボストン暮らし

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夫の転勤でボストンに4年間暮らし、
2016年5月に帰国しました。
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1stセット、6-4で辛くもGET。

2-0リードがなければ全く互角。

20分で5-1リードでしたが、

結局1stセットは40分かかり、この時点で13時。


2セット目、コートチェンジをして、私のサービスから。

Bはセット中は、コートはステイしようと言ってきたので、

1セット目はずっと同じサイドでプレイしました。


普段の試合よりも、ラリーがとても続いたので、

Bの球筋、打つコース、癖などは1stセットで大分インプットできました。


フォアは打点をかなり落として伸びる球を深く打ってくる。

バックのほうが得意で、バックに回り込むこともある。

決めショットは、バックを逆クロスに

ものすごい角度と速度で打ちこんでくる。

コースをよんでいても、何度かノータッチエースを取られました。

サービスはそれほど強くないが、ダブルフォルトは「0」

ネットにはそれほど出てこない、

出てきてもバックのローボレーに沈めれば返ってこない。

短い球の処理がとてもうまい。

アメリカ人は私の経験では、

ワイドに振られた球はとてもうまく処理するのですが、

前後の動きはあまりよくないと思っていて(手足が長いから?)

困ったら短いドロップみたいなのを打つと、ミスしてくれることが多いけど、

Bは短い球は低い姿勢で入ってきてしっかりコースを狙って

ウィナー取られました。


それらインプットを活かして2セット目。


サービスキープが続き、2-2。


その後の2ゲームは、死闘。

1本のラリーが10往復以上続くような、長いラリーに。

自分が良い球を打つと、相手は倍返ししてくる、みたいな展開。

それがお互いに。


隣のコートでレッスンしていた男性コーチが時々

球出しの手を止めてこちらを見ている様子がうかがえました。


多分1ポイント1ポイント、とても充実していた。


私の失点は、私が痺れを切らしてネットに詰めてボレーミスとか、

パスを食らう。


相手の失点は、私は相手のフォアを攻めたので、

フォア、フォア、フォア、フォアと打たされたあと、

バックに1本振ると、「キタッ」と思って思いきり打って

アウトする、という感じ。


お互いかなり駆け引きしながらの展開が続きました。


20代前半の若者テニスと違って彼女も経験もあり、

私の苦手ポイントを狙ってきて、面白かったな。


この死闘の2ゲームを取って、4-2リード。


けれど、ここからBも諦めません。

私がだいぶ彼女のコースをよんでいるのがわかったのか、

これまでほとんど打たなかった、

バックのダウンザライン、

センターポジションからのバックハンドのインサイドアウトで

ジュースサイド奥を狙うショットなどを混ぜてきたので、

コースをよみづらくなりました。


すると、私は守勢にまわり、ロブでなんとか返球などが増えてきて、

エースを食らい、4-4に。

その後またお互いサービスキープで5-5になりました。

この時点で1:30にほとんどなっていました。


6-4、5-5なので、結果は出ているのですが、

Bは、「あと1ゲームやりたい。」と。

例え次のゲームをとっても、自分に勝ち目がなければ、そこで

ギブアップする(少なくとも私は握手しに行きます)が、

先週の相手も、今日のBも

例え試合に勝てなくても、最後までやりきりたいと。


もうダブルスの選手たちが来ていましたが、続行しました。

結果は私がサービスキープ。


6-4,6-5での勝利となりました。


結果的には最後のゲームをしたことで、

2-0リードを差し引いても、一応勝ったということになり、

よかった。



今日の試合は、様々なことが起きましたので、

アメリカでやった試合の中でも

とても印象に残る試合になると思います


もしも彼女が時間どおり現れ、普通にスタートしていたら、

展開は違っていたと思います。


けれど、試合前の準備から含めて、試合は始まっているので。

改めてこのことは自分も肝に命じたいと思います。


お互い相当な運動量でしたが、

Bは、そのままコートに残り、

ダブルスのNo.1でダブルアップしていました

何と言うスタミナ。。。私はもう疲れ果てていました。


さらに、彼女はダブルスを勝ちました。

3時間集中力切らさず試合をし続けるってすごいと思います。


チームはダブルスNo.1以外は勝ったので

3-1で勝利しました合格



たくさん学び、気づきがあり、

「ナブラチロワ」のプレイベートレッスンからの流れでも

自分なりにいろいろ整理されてきたので、

また次の機会にまとめたいと思います。



いつもながら、暑苦しい記事にお付き合い頂き、

ありがとうございました。m(_ _ )m


こんな暑苦しい記事を読んで下さる方がいるだけで、

嬉しいですニコニコ