1stセット、6-4で辛くもGET。
2-0リードがなければ全く互角。
20分で5-1リードでしたが、
結局1stセットは40分かかり、この時点で13時。
2セット目、コートチェンジをして、私のサービスから。
Bはセット中は、コートはステイしようと言ってきたので、
1セット目はずっと同じサイドでプレイしました。
普段の試合よりも、ラリーがとても続いたので、
Bの球筋、打つコース、癖などは1stセットで大分インプットできました。
フォアは打点をかなり落として伸びる球を深く打ってくる。
バックのほうが得意で、バックに回り込むこともある。
決めショットは、バックを逆クロスに
ものすごい角度と速度で打ちこんでくる。
コースをよんでいても、何度かノータッチエースを取られました。
サービスはそれほど強くないが、ダブルフォルトは「0」
ネットにはそれほど出てこない、
出てきてもバックのローボレーに沈めれば返ってこない。
短い球の処理がとてもうまい。
アメリカ人は私の経験では、
ワイドに振られた球はとてもうまく処理するのですが、
前後の動きはあまりよくないと思っていて(手足が長いから?)
困ったら短いドロップみたいなのを打つと、ミスしてくれることが多いけど、
Bは短い球は低い姿勢で入ってきてしっかりコースを狙って
ウィナー取られました。
それらインプットを活かして2セット目。
サービスキープが続き、2-2。
その後の2ゲームは、死闘。
1本のラリーが10往復以上続くような、長いラリーに。
自分が良い球を打つと、相手は倍返ししてくる、みたいな展開。
それがお互いに。
隣のコートでレッスンしていた男性コーチが時々
球出しの手を止めてこちらを見ている様子がうかがえました。
多分1ポイント1ポイント、とても充実していた。
私の失点は、私が痺れを切らしてネットに詰めてボレーミスとか、
パスを食らう。
相手の失点は、私は相手のフォアを攻めたので、
フォア、フォア、フォア、フォアと打たされたあと、
バックに1本振ると、「キタッ」と思って思いきり打って
アウトする、という感じ。
お互いかなり駆け引きしながらの展開が続きました。
20代前半の若者テニスと違って彼女も経験もあり、
私の苦手ポイントを狙ってきて、面白かったな。
この死闘の2ゲームを取って、4-2リード。
けれど、ここからBも諦めません。
私がだいぶ彼女のコースをよんでいるのがわかったのか、
これまでほとんど打たなかった、
バックのダウンザライン、
センターポジションからのバックハンドのインサイドアウトで
ジュースサイド奥を狙うショットなどを混ぜてきたので、
コースをよみづらくなりました。
すると、私は守勢にまわり、ロブでなんとか返球などが増えてきて、
エースを食らい、4-4に。
その後またお互いサービスキープで5-5になりました。
この時点で1:30にほとんどなっていました。
6-4、5-5なので、結果は出ているのですが、
Bは、「あと1ゲームやりたい。」と。
例え次のゲームをとっても、自分に勝ち目がなければ、そこで
ギブアップする(少なくとも私は握手しに行きます)が、
先週の相手も、今日のBも
例え試合に勝てなくても、最後までやりきりたいと。
もうダブルスの選手たちが来ていましたが、続行しました。
結果は私がサービスキープ。
6-4,6-5での勝利となりました。
結果的には最後のゲームをしたことで、
2-0リードを差し引いても、一応勝ったということになり、
よかった。
今日の試合は、様々なことが起きましたので、
アメリカでやった試合の中でも
とても印象に残る試合になると思います
もしも彼女が時間どおり現れ、普通にスタートしていたら、
展開は違っていたと思います。
けれど、試合前の準備から含めて、試合は始まっているので。
改めてこのことは自分も肝に命じたいと思います。
お互い相当な運動量でしたが、
Bは、そのままコートに残り、
ダブルスのNo.1でダブルアップしていました
何と言うスタミナ。。。私はもう疲れ果てていました。
さらに、彼女はダブルスを勝ちました。
3時間集中力切らさず試合をし続けるってすごいと思います。
チームはダブルスNo.1以外は勝ったので
3-1で勝利しました![]()
たくさん学び、気づきがあり、
「ナブラチロワ」のプレイベートレッスンからの流れでも
自分なりにいろいろ整理されてきたので、
また次の機会にまとめたいと思います。
いつもながら、暑苦しい記事にお付き合い頂き、
ありがとうございました。m(_ _ )m
こんな暑苦しい記事を読んで下さる方がいるだけで、
嬉しいです![]()