USTA(4.5)第2戦-1 | ボストン暮らし

ボストン暮らし

お立ち寄り頂きありがとうございます。
夫の転勤でボストンに4年間暮らし、
2016年5月に帰国しました。
毎日の暮らしや大好きなテニスのことを書いてます。
お気軽にコメントやメッセージを頂けると嬉しいです

5/23(木) 19:00~ @ホーム

No.2シングルス戦


4.5の試合です。


18:15にクラブに到着。

ベーグルにクリームチーズを塗り塗りして食べ、

エネルギーチャージ終了。


ストレッチマシンでストレッチし、右手首にテーピング。

19時、相手と挨拶してコートへ。


この日の相手は、

東南アジア出身系の女性で、158cm48kgくらいの

私より小柄なLという女性でした。

私より小柄な相手に試合で当たることはほとんどありませんので、

とても珍しいことです。


さて、Lですが、、、


練習ではガンガン打ってきたのですが、

試合に入るとあまり打ってきません。

そのかわり、小柄な体で、チョコチョコと滅茶苦茶よく動き、

しかも、「しのぎ」の球が絶妙、そして、私がネットへ出ると、

どんなに走らされたり、低い姿勢になっていても、

そこから思いきりスィングして素晴らしいパッシングを打ってくるという、

何ともやりにくい相手でした。

アンフォーストエラーは全くと言ってよいほど、ありません。


私もアメリカでは相当粘り強いほうで

相手がいつも「嫌になる」「うんざりする」瞬間が見えるのですが、

私の10倍は粘り強く、しかもコートカバリングもよく、

さらに、パッシングの思いきりも良い。


チームメイトたちが観覧席から試合を観ていて、

時々私たちのラリーをカウントしていたそうです。

10回のラリーは当たり前。

20回、30回のラリーもありました。

それもただ打っているだけではなく、

お互い左右前後に揺さぶりながらのラリーです。


しびれを切らして思いきり叩きにいって、ミスするのは私のほう。

それならネットに行って、と思って深くアプローチして

ネットに詰めると、クロス、ダウンザライン、ロブと、

使い分けてポイントを逆にとられてしまいます。


私のネットプレイのPointGetの確率は

1/3くらいだったと思います。


ネットに出るとプレスがかかって、打ち急いでミスったり、

ということがLは全然ないのです。


1セット目は取ったり取られたりで4-4になりました。

1本1本がとても長いので、私は汗ビッショリ。

ところがLは、全く汗をかいていません・・・

何なんだ、Lのこのスタミナは???

人種的に、暑いのが得意なのかしら???


さらに、嫌だったのが、Lは、たまーに、失点したときに

「シューートゥッ!!」と一言、可愛らしい声で叫ぶものの、

それ以外は全く表情を変えず、淡々とプレーします。


長いラリーのあと、私は疲れてしゃがむこともあるのに、

彼女は「へっちゃら」な顔をしているのです・・・・・


あぁぁ、もう、こんな長いラリー嫌だ、

とにかく早く1セット目を終えよう。

ミスってもいいから、打ちまくってやれ!

もし1セット目を落としても、

2セット目を2ゲームアップでリードすれば、

とにかく2セット目はとれる。

それでタイブレークに持ち込もう、などという邪心が働きました。


そこから私は切れてしまい、

思いきりリターンを叩きに行ってネット中段に打ってしまったり、

大きくワイドアウトしたり。。

苦し紛れにネットに出て、オーバーヘッドをアウトしたり・・・


1セット目、頑張ってきたことが、最後の2Gで崩壊、

4-6で取られてしまいました。既にこの時点で1時間経過。


残り30分ですので、間違いなく2セット目を終了することは難しいです。

USTAのルールでセット途中の場合、2G以上アップしていればそちらが

そのセットをとります。

2G以上差がなければ5ポイント先取のタイブレークを行い、

そのセットの勝者を決めます。


それで1-1セットオールになると

3セット目は、通常は10ポイントタイブレーク。

ただし、1時間半が過ぎていたら5ポイントタイブレークで決めます。


ということで、試合は2セット目へ・・・・



(長くなったので、続きます・・・)