78歳名プレーヤーの技術とライフスタイル | ボストン暮らし

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夫の転勤でボストンに4年間暮らし、
2016年5月に帰国しました。
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ずっと書きたかった78歳の現役プレーヤー(以降Ms.J)との練習のこと。


3月下旬の某日、Ms.Jがキャプテンを勤めるクラブの

練習に参加させてもらいました。


もうこのブログに何度も登場している、こちらのテニスクラブです。


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約束の時間10分前に到着すると、

Ms.Jは既に着替えて私を迎え入れてくれました。

もう、この時点で「素晴らしい・・」と思います。

うちのクラブの仲間は、集合時間ギリギリ人間ばかりなので・・


着替えてコートへ。


Ms.Jのパートナーが遅れてきたため、

最初、3人でショートテニスをしました。

私がこの日組む方は私と同世代くらいのプレイヤー。


1対2の練習だから、Ms.Jを一人にするのは、きついかな?と

思いましたがそれはとんだ勘違い!


Ms.Jのショートテニスの技術、素晴らしかった・・・ビックリマーク


彼女はバックサイドに入りました。

そして、2対1でショートテニスするのですが、

私たち二人に対し、必ず、フォアとバック交互に

打ち分けます。


私のパートナーのフォアへ打ち、

次は私のフォアへ打ち、

次はパートナーのバックへ、

その次は私のバックへ。


文字で書くと簡単ですが、

これ、実際にやると、相当技術が高くないと、

正確な打ち分けは難しいと思います。


しかも、こちらから行くボールは、

Ms.Jに対して、かなりランダムなのです。


私は途中で彼女が打ち分けていることに気づき、

私も彼女に対してフォア・バックと交互にやろうと思いましたが、

とてもとても難しかったです。


もう、この練習をしただけで、彼女の技術の高さに感服し、

テニスは何歳になっても向上できるスポーツだと再認識しました。


1時間半、練習、ゲームをやりました。

ゲームはまたスプリット、つまり、1-1のセットオール引き分けで終わり、

Ms.Jは またセットしなくちゃと言っていました。

とにかく、私と決着つけたくて仕方ないようです。

こういうかわいらしい負けん気が、若さの秘訣なんだな、と思いました。


そして、13:30に練習終了。

私たちがお茶しながら、お話しをしていると、彼女はササッと

シャワー&着替えを済ませ、突然ビジネスウーマンスタイルに

なっておりてきました。


「これから、ワシントンDCで仕事があるの」

と言って、14時に迎えに来たタクシーでローガン空港へ

ピューッと向かいました。


スーパー78歳。


テニスして、クラブのキャプテンもして、それだけですごいなぁ、と

思っていたら、彼女はまだ現役で仕事もしていました。


私もまだまだ何十年、現役でいたいものだと、

改めて思いました・・・ラブラブ