ずっと書きたかった78歳の現役プレーヤー(以降Ms.J)との練習のこと。
3月下旬の某日、Ms.Jがキャプテンを勤めるクラブの
練習に参加させてもらいました。
もうこのブログに何度も登場している、こちらのテニスクラブです。
約束の時間10分前に到着すると、
Ms.Jは既に着替えて私を迎え入れてくれました。
もう、この時点で「素晴らしい・・」と思います。
うちのクラブの仲間は、集合時間ギリギリ人間ばかりなので・・
着替えてコートへ。
Ms.Jのパートナーが遅れてきたため、
最初、3人でショートテニスをしました。
私がこの日組む方は私と同世代くらいのプレイヤー。
1対2の練習だから、Ms.Jを一人にするのは、きついかな?と
思いましたがそれはとんだ勘違い!
Ms.Jのショートテニスの技術、素晴らしかった・・・![]()
彼女はバックサイドに入りました。
そして、2対1でショートテニスするのですが、
私たち二人に対し、必ず、フォアとバック交互に
打ち分けます。
私のパートナーのフォアへ打ち、
次は私のフォアへ打ち、
次はパートナーのバックへ、
その次は私のバックへ。
文字で書くと簡単ですが、
これ、実際にやると、相当技術が高くないと、
正確な打ち分けは難しいと思います。
しかも、こちらから行くボールは、
Ms.Jに対して、かなりランダムなのです。
私は途中で彼女が打ち分けていることに気づき、
私も彼女に対してフォア・バックと交互にやろうと思いましたが、
とてもとても難しかったです。
もう、この練習をしただけで、彼女の技術の高さに感服し、
テニスは何歳になっても向上できるスポーツだと再認識しました。
1時間半、練習、ゲームをやりました。
ゲームはまたスプリット、つまり、1-1のセットオール引き分けで終わり、
Ms.Jは またセットしなくちゃと言っていました。
とにかく、私と決着つけたくて仕方ないようです。
こういうかわいらしい負けん気が、若さの秘訣なんだな、と思いました。
そして、13:30に練習終了。
私たちがお茶しながら、お話しをしていると、彼女はササッと
シャワー&着替えを済ませ、突然ビジネスウーマンスタイルに
なっておりてきました。
「これから、ワシントンDCで仕事があるの」
と言って、14時に迎えに来たタクシーでローガン空港へ
ピューッと向かいました。
スーパー78歳。
テニスして、クラブのキャプテンもして、それだけですごいなぁ、と
思っていたら、彼女はまだ現役で仕事もしていました。
私もまだまだ何十年、現役でいたいものだと、
改めて思いました・・・![]()
