退院すると決まって

取引先でよく仕事の面倒をみてくれてた

おっちゃんに電話をかけた

入院する前日に同期と三人で居酒屋に行ったが

僕が休むという内容の社内メールが流れたので

同期が僕に理由を聞いてきた。

「実は親が中国人で、旧正月で一緒に帰らなきゃいけないんだ」


一同
「意味わかんない」


でも必死にこの嘘を通した。

弱る自分を知られたくなかったから。



でも入院してから



おっちゃんには素直に話した



社外の人だから。


自分の息子と同じくらいだからなんでもいってやれるよと


いろんな想いを語ってくれた。


何故だろうこの人はいつも優しく迎えてくれる。


かなり目利きのよいスペシャリストのおじさんは


仕事上では、仕事のいろはを教えてくれる社外の取引先のおじさんであり、
ビジネスパートナーで油断ならない存在だった。


それが今では、気にかけてくれる存在となった。


ありがとう。


今回の入院は、シークレットで移行した。


職場のパートさんには

自分の部門の人たちには希少がんなんです、、と本当のことを言い、

他の人たちには

「オーストリアに語学留学にいくと言っといて」と

いい、またまた嘘をついた。


入院して周囲を驚かせたくなかった。
(入院した翌日に社内掲示でモロバレした)


パートさんも他言するかと思いきや、間に受けて

本当にオーストリア留学に行くと言っていたみたいで

英会話教室とか通えばいいのに!とか言われていたらしい。

そりゃそうだ。

ある意味絆が深まった??

思い返せば

意見の食い違いで喧嘩ばっかりして

僕は未熟なので毎日ブチギレて

一緒に働きたくないと言ってたパートさん。

自分の息子だとだったら可愛そうで、、と

話を聴きながら涙を流していた。すぐ泣くんだから。

振り返ってみると

誰が、自分のことを、

どう思っていてくれたのかが

わかった。

可愛がられるとかじゃない。

入社2年目の責任者は気を張ってばかりいた。

失敗しないように、手を抜かないように、、

でも

みんな見守ってくれていたんだと分かった。

恥ずかしい。