☆並盛より肉6倍、ご飯2.5倍 特大牛丼、「すき家」が投入 (8・7日経)


 ゼンショーは7日、主力の牛丼店「すき家」で通常サイズの並盛に比べ肉の量が6倍、ご飯が2.5倍と特大サイズの牛丼を12日から発売すると発表した。価格は990円と並盛の3倍。食欲旺盛な若い男性の利用を見込む。

 特大サイズの牛丼は「牛丼キング」。1食当たりのカロリーは2248キロカロリーで、成人男性の1日の摂取カロリーにほぼ相当する。2007年に発売した「メガ牛丼」(660円)の売れ行きが好調なため、さらに大きなサイズを出すことにした。

 大型サイズの商品はほかのファストフード店でも広がっている。日本マクドナルドが昨年末に発売した「クォーターパウンダー」は人気を集めている。


☆吉野家、中国内陸部で牛丼店 伊藤忠出資の現地大手と合弁    (7・22日経)

 吉野家ホールディングス(HD)と、伊藤忠商事が20%を出資する中国食品大手の頂新グループは、中国内陸部で牛丼チェーンを運営する合弁会社を設立する。吉野家はこれまで中国沿岸部に出店してきたが、急速な経済発展を遂げる内陸部で外食事業にノウハウを持つ頂新と組んで出店を加速。2010年代半ばには沿岸部と合わせて1000店舗を展開する。

 新会社は年内に設立する。吉野家HDが100%出資する吉野家インターナショナルと、頂新が88%を出資する外食事業子会社の頂巧が出資する。伊藤忠も出資を検討している。資本金は10億円程度を予定し、各社の出資比率は未定。


 やはり勝負は牛丼で・・・。 傘下に方やファミレス、方やラーメン屋など、多くの業態を連ね、総合飲食チェーンへ脱皮しようとしていた牛丼2強。しかし、やはり餅は餅屋・・・。傘下企業の不振にあえぎ、結局得意分野で責めるしか道はなくなったということですかね。

 ちなみに、この不況下、お弁当に水筒持参のサラリーマンも珍しくはなくなり、牛丼屋に通う頻度も落としがちの庶民が増殖中。どんぶりはどんぶりでも、ねこまんまの本が絶好調の売上げを記録するなど、家でお茶漬けやねこまんまを自分仕様にアレンジして楽しむ人も増える始末。これは、牛丼といえども、特別の日に食べるごちそうに進化しつつあるのかもしれません。

 この兆候をとらえたのがすき家。なんと、特大牛丼を投入してきました。これはすごいボリューム。例えば平日はお弁当や立ち食いそばで甘んじていたサラリーマンが週末に家族でプチレジャーのごとくやってきてがっつく・・・。そんな光景が目に浮かぶようです。なかなかいいアイデアではないでしょうか。

 そしてライバルの吉野家は日本での限界を感じたのでしょうか。早くも、中国の未開拓の市場、内陸部へ虎視眈々とターゲットを定めているようです。こういう時、伊藤忠とタッグを組めば鬼に金棒ですよね。これは当たれば大きなビジネスとなるでしょう。消費力爆発寸前の内陸部、今後も要注目です。

 それぞれがそれぞれの戦略で勝負しはじめた牛丼屋の熱き戦い、勝者はいったいどっち??