☆「おサイフケータイ」で注文・決済 マクドナルドが全国の店舗で    (8/20日経)


 日本マクドナルドは20日、決済機能付き携帯電話「おサイフケータイ」の機能を使ったサービスを全国の店舗に拡大すると発表した。携帯電話に割引クーポンを配信し、店頭の読み取り機にかざすだけで注文や決済ができる。サービス内容も拡充し、利用客の囲い込みにつなげる。

 すでに導入している首都圏などに加え、28日には岩手県や石川県、島根県など20県の約800店で新たに「かざすクーポン」サービスを始める。利用できる店舗は約3700店になる。NTTドコモの決済サービス「iD」や、電子マネー「Edy(エディ)」も利用でき、クーポン使用時に組み合わせると携帯電話ひとつで注文と決済ができる。

 かざすクーポン利用者は現在約450万人。全国導入に合わせて購入回数に応じた特別クーポンを配信するなどサービスを拡充し、利用客数の底上げを目指す。


 マクドナルドで注文する時にわずらわしく思うのは、さわがしい店内で店員に聞こえるように自分の欲しいメニューを伝えることと、お財布を取り出してお金を精算する作業。特にこれから何かを食べようという時にあまり小銭はさわりたくないですよね。 店員にとってもこれはありがたいはずです。作業の効率化がはかれます。お得なクーポンに弱い客をうまく取り込み、便利さで一気に決済へと持ち込むすぐれたマーケティング手法といえるでしょう。

 しかし・・・。今回私が注目するのはマックの方よりも実はドコモをはじめとした携帯電話会社の方なのです。

国内で頭打ち気味の収益を飛躍的にアップさせるにはこの決済業務、つまり銀行業務を軌道に乗せる必要大なのですがこの分野をこれから伸ばそうとドコモは躍起になっています。「じぶん銀行」を展開するauとも今後バトルを繰り広げることとなるでしょう。

 今回マックと組むことで、全国各地におサイフケータイの超優良インフラを手にするドコモの今後に期待したいところです。ゲームセンター、テーマパークなどさらなる魅力的なインフラが望まれます。

 このように各企業がコラボして戦略にみがきをかける手法が今後もどんどん出てくるでしょう。例えば・・・。何日か前に日経の新商品の欄で目にしたのが加ト吉のパックごはんに永谷園の即席みそ汁がセットになっているものです。これは便利だわ!と思いました。朝食を抜きがちな一人暮らしを始めたばかりの学生にこれを送るおかあさんが続出するかもしれませんね。

 今後もどことどこがコラボするのか、またその戦略の質に注目しましょう。そこに投資のヒントがきっとあるはずです。