☆ローソンとマツキヨ、「共同店」5年で1000カ所に (8・24日経)

 コンビニエンスストア2位のローソンとドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングスは24日、共同の新型店を今後5年間で1000店展開すると発表した。一般用医薬品(大衆薬)の販売を巡る規制緩和を受けた業務提携の柱で、コンビニとドラッグストアの商品と運営ノウハウを融合する。ローソンは2011年までに既存のコンビニ500店での大衆薬販売も目指す。

 ローソンの新浪剛史社長とマツキヨHDの松本南海雄会長が同日に都内で記者会見し、提携を発表した。年内に共同出資会社を設立し、この新会社が来春をメドに新型の1号店を出店。フランチャイズチェーン(FC)展開も進める。

 6月の改正薬事法施行で大半の大衆薬は薬剤師を置かなくても、新設された新資格「登録販売者」が販売できるようになったのを機に、業態を超えて提携。新型店の売り場は200~330平方メートル(通常のコンビニの2~3倍)で、両社の商品と人材を活用する。出店計画の1000店はマツキヨHDのドラッグストア網の規模に当たる。


 ローソンが大きく動き出しました。おそらくローソンを突き動かしたものは最近のセブンを巡る一連の動きでしょう。そう、弁当の見切り売りを巡るゴタゴタです。これはコンビニのビジネスモデルの崩壊につながる事件といっても過言ではないでしょう。だって、「売れ筋を定価で売る」ことこそがコンビニの収益の根幹だったからです。セブンがスーパーのイオンと競い合うかのようにPB第3のビールを出したこともこの先コンビニとて安値競争に巻き込まれることは必至ということを物語るニュースでした。

 そしてなぜローソンはマツキヨと組むことにしたのか・・・。それはマツキヨの得意分野「薬」「化粧品」の2本柱がまさしく値崩れを起こさない貴重な収益源としてコンビニのビジネスモデル再構築に欠かせないものとなったからに他なりません。さらに、ライバルセブンがアインファーマシーズと組み戦略を磨きはじめた今、相手が中堅では意味ありません。ズバっと最大手マツキヨと組み、怒涛の1000店展開へと打って出る大勝負に出た訳です。

 確かに私から見てもコンビニは狭すぎでドラッグストアは広すぎです。コンビニのセレクトショップとしてのノウハウとドラッグストアの専門知識のいいとこ取りをした魅力ある店舗、今後の展開が楽しみです。