☆スズキ、ハイブリッド車を北米投入 GMの技術使う (8・16日経)


 スズキは燃費性能に優れるハイブリッド車を2011年をめどに北米市場に投入する。米ゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発している基幹システムを中型セダンに搭載し発売する。トヨタ自動車やホンダなどに比べ、環境対応車で出遅れたスズキもハイブリッド車に参入することで、競争が激しくなるのは必至。消費者の選択肢が増え、市場拡大に弾みがつきそうだ。

 GMと開発を進めているのは小型・高性能のリチウムイオン電池を採用した次世代型。発進時や急加速時などにモーターがエンジンを補助する。燃費性能は同等のガソリン車に比べて2割程度高まる見通し。スズキは数年前からGMと共同開発を本格化し、GMが6月に法的整理に追い込まれた後も継続していた。



 このニュース、大したことないようでいて、実はトヨタ、ホンダ、日産にとっては衝撃的なニュースかもしれません。つまり、疎遠になったかにみえたスズキとGMが未だに手を握り合う関係ということが明白になったからです。

 小型車に関しては群を抜くスズキに中・大型車に強いGMの組み合わせ。さらに見逃せないのは新生GMは最早絶滅真近のマンモスではなく、超身軽になってさらに政府の後押しまで見込めちゃう、日本でいえばトキのような存在になったということ。インドで圧倒的なシェアを誇るスズキと中国に前々から照準を定めていたGM。後はリチウムイオン電池の確保さえうまくいけばとんでもない巻き返しが起こる可能性在りです。

 この自動車業界の多品種戦争、なんだかビール業界と似てませんか?ガソリン車・ハイブリッド車・電気自動車・燃料電池車・・・・。 ビール・発泡酒・第3のビール・アルコールフリービール・・・・。ハイブリッドが発泡酒に当たる感じでつまりゆくゆくは電気自動車、ビール業界でいえば第3のビールにシェアを奪われてしまうが、しばらくは天下を取っていました。最初は第3のビール、エンドウ豆とかからしか作られてなかったですよね。しかし今や麦が主流となりビールと間違うほどのうまさとなりました。ただ、ここの研究開発費は発泡酒、自動車業界でいえばハイブリッドがたんまり儲けてくれなければ出てこないんですよね。

 さあ、ビール業界はキリンとサントリーがあっと驚く統合を発表しましたが、自動車業界はひょっとして、世界を股にかけた再編となるやもしれませんね。その時に鍵を握るのはこのスズキの動向かもしれません。さあ、日本、どうする??