☆興研、株主にマスク「贈呈」 優先購入チケットも (5・29日経)
産業用防じんマスクの興研は28日、感染予防に役立つマスクなどを優先的に購入できるチケットを贈呈する株主優待制度の新設を発表した。新型インフルエンザの流行を受け、自社製品を活用した優待制度の導入を予定より半年前倒しした。
贈呈の対象は2009年6月末時点で、同社の株式1000株以上を1年以上保有している株主。例えば最低条件を満たした場合は、感染予防マスク20枚を無料で受け取れるほか、感染予防マスク50枚と火災用マスク2個を3割引きで購入できる。保有株数や年数に応じてもらえるマスクの数が増えるしくみ。
興研は新型インフルエンザの感染拡大を材料に、このところ株価の振幅が大きくなっている。
一時期のマスク争奪戦はなりをひそめ、今や楽天などでも大量の在庫を抱えた業者が投げ売りをはじめる段階にきています。まさに、熱しやすく冷めやすい、日本人気質の象徴のような出来事でした。
しかし、このマスク不足を見て、株主優待にマスクを贈呈する企業が出始めました。今回のインフルエンザは幸いにも軽微な被害ですみましたが、秋に来る第2波、さらに、北朝鮮が暴走し始めたこの不安要素たっぷりの環境下、マスクはやはり、一家にある程度備蓄しておきたい一品であることに間違いはありません。
興研以外にも今回、ジャスダックの中京医薬品が100株以上の株主にマスク贈呈を実施しました。マスクが買えなかった人にとってはうれしい優待だったと思います。ただ、500株以上になれば商品が野菜ジュースになるのでマスクはもらえなかったそうです。
今はほんとうに先が見通せない世の中になってしまいました。米ドルの崩壊も噂され、人々の関心は通貨から商品へとシフトしつつあります。そんな中、株主優待に自社取り扱いの現物を支給する企業はやはりありがたいものです。いざという時、例えば超インフレになり、モノ不足が深刻になった時、お米がもらえたり、お醤油がもらえたり、カップ麺がもらえたり、ドリンクがもらえたり・・・というのはありがたいものですよ。もちろん、業績が悪いのに無理して優待を実施する企業は廃止の可能性在りなので近づかない方が無難ですけど、財務状況が合格点で、自社商品を贈呈する企業は実は私たちの生活のリスクヘッジにもなりうる有難い存在だと考え、私は銘柄選びを進めています。