☆日ロ、原子力協定に署名 首相会談、領土協議の加速を確認 (5・12日経)
麻生太郎首相は12日、首相官邸でロシアのプーチン首相と会談し、原子力協定の締結などで合意した。同協定など新たな枠組みに基づきエネルギー・環境分野や安全保障など戦略分野での協力を深める。懸案の北方領土問題ではプーチン首相が会談終了後の共同記者会見で「あらゆる選択肢が話し合われる」と表明。具体的な進展はなかったものの、最終的な解決策へ向けた作業を加速する方針を確認した。
北方領土問題はプーチン首相が共同記者会見で、質問に答える形で言及した。両首相は7月8―10日にイタリアで開かれる主要国首脳会議(サミット)で麻生首相とメドベージェフ大統領が個別に会談し、領土問題を話し合うことを確認した。
両首相は12日の会談後、日ロ双方の閣僚らによる6つの成果文書の署名式に出席。
プーチン自らがトップ外交に乗り出したことは、相当のおみやげを期待していることを示唆しています。ロシアのこれまでの好況は原油と天然ガスの恩恵の賜物であったわけですが、これらの弱点は、先物などで値段を投機筋により暴落させられてしまうこと、それと、インフラ投資がすさまじく必要なことです。
特に今回の金融危機のさなか、原油相場を牛耳るNY先物で原油暴落を仕掛けられたことはロシアにとって痛手でした。天然ガス輸出に関しても、パイプラインをロシアを経由しない形で通す目論見が講じられたり、一寸先は闇という格言をロシアは思い知ったことだと思います。
そこで、今回の原子力協定。日本の技術協力を得て、原子力で国家復活をかけようとするプーチンさんの決意が垣間見れる今回の協定ではないでしょうか。なんせ、原料のウラン入手経路がロシアは豊富ですから・・・。