☆新生・あおぞら銀が統合交渉 来年夏メド、総資産国内6位 (4・25日経)


 新生銀行とあおぞら銀行が2010年夏の経営統合を目指して、調整に入ったことが24日、明らかになった。ともに企業金融を柱とする旧長期信用銀行同士の統合という強みを生かし、競争力の強化を目指す。実現すれば総資産が18兆円を超え、中央三井トラスト・ホールディングスを抜く国内6位の大手行が誕生する。それぞれの筆頭株主である米ファンドの意向が統合実現の焦点になる。

 経営統合はまず、2010年夏にも共同持ち株会社を設立し、両行が持ち株会社の傘下に入る方式が有力。その後に両行が合併し、本格的な統合効果を模索する。相互の資産査定を終えており、統合会社への出資比率やトップ人事など計画の骨子作りを進めている。


 このニュースを見て真っ先に思ったのは、以前持ちあがったGMとクライスラーとの統合交渉。まさに、弱いもの同士の統合交渉でした。

 以前なら強いものが弱いものを傘下に収める統合が普通でしたが、今や、誰も引き取り手がいず、プライドを捨ててただ生き残りのためだけに、統合するパターンが増えていますね。

 今やメガバンクもアップアップの状態。メリルを取って苦境に陥ってしまったバンカメのように、買収がそのままリスクになって自社に跳ね返ってくる事例が多い中、新生、あおぞらに食指を動かすところは皆無に等しかったのではないでしょうか。

 さらに、両行に出資している投資ファンドの苦境も今回の統合交渉に関係があるでしょう。まずはサーベラス。こちらはクライスラー関連でお尻に火がついた状況。そしてフラワーさんの方も、今やおいしい案件がたくさんある中、そろそろ新生に見切りをつけつつあるのでしょうか・・・。

 今後の交渉の行方にともかく注目しましょう。