☆ホンダ、パイオニアに出資 数十億円で最終調整 (4・23日経)


 ホンダはAV(音響・映像)機器大手で経営再建中のパイオニアに資本参加する方向で最終調整に入った。出資額は数十億円規模とみられ、月内の合意を目指す。パイオニアは薄型テレビの販売不振で業績が低迷、公的資金を使った一般企業への資本注入制度も活用する。ホンダの支援を受け、カーナビゲーションシステムなどの車載機器に経営資源を集中して再建を急ぐ。

 両社は月内の取締役会で資本・業務提携を決定する見通し。パイオニアの筆頭株主は現在14.3%を出資するシャープ。ホンダの資本参加の形態は今後詰めるが、普通株式で出資する場合には5%前後の大株主に浮上する可能性がある。


 ホンダといえばF1事業を破格の安値で売却した後にそのマシーンが絶好調という憂き目に合ってしまったわけですが、不退転の大リストラに踏み切った決断が注目を集めました。

 そして、ここにきて、ホンダの電気事業の取り込みが目立ち始めた感があります。パイオニアといえばカーナビなのですが、このカーナビ、今後の開発次第では車という電化製品を制御する要という位置づけになりうる潜在能力を持っています。ここにホンダは目をつけたのでしょう。

 先日もGSユアサと組みリチウム電池工場の建設を開始したホンダ。車というものが急速にコモディティ化し、電化製品の一部になるという未来予想図を描き、着実に戦略に磨きをかけているようですね。