☆米グーグル、ベンチャー投資部門を新設 環境技術など対象に     (4・1日経)


 インターネット検索最大手のグーグルは、新興企業に成長資金を投じるベンチャーキャピタル(VC)部門を新設した。ネット、ソフト、環境技術など幅広い分野のベンチャーを対象にする。景気低迷期は投資の好機と判断。ベンチャーに技術革新を促すと同時に、将来の株式上場やM&A(合併・買収)による株式の売却益を狙う。

 新部門の名称は「グーグル・ベンチャーズ」。投資にはグーグルの自己資金を使う。今後1年間で1億ドル程度を投じる計画。「有望ベンチャーに出資して一流企業に育てるのが目標」(同社)で、事業上の相乗効果があるかどうかは問わない。米ハイテク大手の多くがVC部門を持つが、本業と関係が薄い企業にも資金を投じるのは珍しい。

 既に新部門から次世代電力網(スマートグリッド)関連と、ネット画像広告のベンチャー2社に出資した。米VC投資が冷え込む中「大成功ベンチャー」の代表格でもあるグーグルの投資活動は注目を集めそうだ。



頼みのネット広告の勢いが景気悪化に伴うスポンサーの経費削減により鈍化。好調だったシリコンバレーでも人員削減の話題がちらほら出始め、グーグルさえも今後の成長を維持する為に、新戦略を打ち出す必要に迫られました。

 次に来るのは「環境」!ということで、シリコンバレーでも環境関連にのれん替えする企業が続出していました。そしてグーグルも次世代環境ビジネスにご執心でした。しかし、景気悪化の影響もあり、一から莫大な投下資金で開発するよりも、有望なベンチャーのエンジェルになる方が収益にも即貢献するし、リスクも分散できるという結論に至ったようです。

 さらに、中国という未開拓ゾーンで無料ネット音楽サービスに参入というニュースも先日出ました。グーグルが母国を脱出し、新興国に活路を求め始めた象徴的なニュースです。現地で確固たる地位を築いている百度に勝てるかが見ものですよね。