☆楽天、TBS全株売却 買収断念、3年半の攻防決着へ (3・31日経)


 楽天は31日、発行済み株式の19%強を保有するTBS株について、すべて買い取るようTBSに請求したと発表した。TBSは4月1日に特定株主による株式大量保有を制限する「認定持ち株会社」に移行する。楽天はかねて求めていた経営統合や事業提携が難しくなったため、保有株を売却する。TBSは請求に応じる義務があり、約3年半にわたる両社の攻防は楽天が引く形で決着に向かう。

 TBSは昨年12月の株主総会で認定持ち株会社への移行を決議。これにより単独株主はTBSの33%超(議決権ベース)の株式を保有できなくなった。楽天は総会で持ち株会社化に反対。株主利益を守るため会社法で定められている株式の買い取り請求権を得ていた。楽天はこのままでは当初想定した提携効果を引き出すのは難しいと判断。権利の行使期限である31日に買い取りを請求した。


楽天がついにTBSとのゴタゴタからの撤収を決意。やはりメディアを買収するというのは鬼門でしたね。ソフトバンク、ライブドアの前例が物語るように・・・。

 しかし、TBSの株安で大きな傷を負ったものの、楽天は本業が好調なのがせめてもの救いです。このままゴタゴタを背負ったままだと余りにも不安定要素が多く、本業にもしわ寄せが来る恐れがあったので、今回の撤収は再出発だと割り切るしかないですね。

 今や広告スポンサーの疲弊のあおりを受けガタガタのメディア業界。ここと提携したところでそんなにはうまみはないと思われます。それよりも、巣ごもり現象で絶好調の本業に集中することが先決。去る者は追わずです。

 そのうち、向こうの方からすり寄ってくるでしょう(笑)。