☆伊藤園が栄養補助食品に参入 野菜原料のスティック (3・30日経)
清涼飲料大手の伊藤園は4月から栄養補助食品に参入する。主力の野菜飲料と同じ原料を使ったスティックタイプをコンビニエンスストアなどのほか、全国に約13万台ある飲料の自動販売機でも販売する。栄養補助食品はここ数年、2ケタのペースで市場が伸びており、新しい事業の柱にする。
4月6日に発売するのは「充実野菜から生まれたベジスティック」。価格は120円(内容量は31グラム)。ニンジンやレタス、ピーマンなど20種類の野菜が含まれている。初年度10億円の売上高を目指す。
☆伊藤園、国産野菜と果物限定のジュース (3・19日経)
伊藤園は国産の野菜や果物だけを使用した飲料「充実野菜 国産100%」シリーズ2品目を23日に発売する。食の安全に関心がある消費者に向け、「国産」を前面に打ち出す。
β―カロテンの含有量が比較的多いニンジンに加え、トマトやセロリなど12種類の野菜を使った「旬の野菜」と、9種類の野菜にリンゴやミカンなど5種類の果汁を加えた「野菜&果実」をそろえた。
いずれも200ミリリットル入り紙パックで114円と、通常の「充実野菜」と比べて9円ほど高い。770グラム入りペットボトルもあり、価格は399円。販売目標は公表していない。
「おーいお茶」と「充実野菜」というロングセラーブランドを持つ伊藤園。不況時でも日本茶は清涼飲料に比べ底堅そうなイメージですが、ここが落とし穴なのです。近頃、お弁当派のサラリーマンが増え、なんと家計防衛のため、ちゃんとおうちでお茶を沸かして水筒に入れて持ってくる人が続出しているとのこと。 こんな現象が増えれば、伊藤園、大ピンチです。
現に、不況によるオフィス縮小のあおりもあり、全国で自販機の数がどんどん減っていっているとの報道もあります。究極のディフェンシブ銘柄といえそうな伊藤園すらビジネスモデルの再構築を迫られている事実が現状の厳しさを物語っていますね。
さらに世界に目を向けると、中国で阻止されたとはいえ巨人コカコーラが果汁飲料部門を強化する動きも気になるところです。
伊藤園は総合食品会社に脱皮し、さらに飲料でも付加価値をプラスし、オンリーワンの商品づくりで勝負することが求められます。