☆太陽電池、携帯の電源に トッパン・フォームズ、フィルム型で持ち運び (3・15日経)
トッパン・フォームズは米ベンチャー企業と提携し、携帯電話やノートパソコンの電源となるフィルム型太陽電池の販売を2010年から始める。軽く薄いため充電用として持ち運びでき、建材表面に張って室内光を使った発電も可能だ。乾電池やコンセントに代わる電源となり、太陽電池の用途が広がりそうだ。
フィルム型電池は厚さ0.4ミリメートル、10センチメートル角で重さ5グラムと軽い。A4サイズのフィルムを使えば、2時間程度で携帯電話をフル充電できる。10年弱は連続利用できる。
☆富士電機、太陽電池システムを販売 (3・12日経)
富士電機ホールディングスは太陽電池のシステム販売に乗り出す。これまでは主に太陽電池パネルを単体で販売していたが、電力会社の電力網に接続する設備など関連設備を一体で販売する。軽量な自社製太陽電池を使い、ドーム球場や既存工場など強度補強が難しい場所向けに売り込む。システム販売により、関連機器と合わせて3年後に年間500億円の売上高を目指す。
太陽光発電システムを専門に手がける150人規模の本部を今月初めに富士電機システムズ(東京・品川)内に設置した。夏までに本格的な営業を始める。
ようやく国の後押しも復活しそうな太陽電池関連ですが、これは日本経済を復活に導く重要な技術だと思います。これから世界人口が爆発的に増えていく中、資源に乏しい日本は「脱石油」を加速するべきで、突き詰めれば
いかに「タダ」で手に入るものに付加価値を生み出すかで場合によっては隠れた資源大国になることができるのです。
携帯にしろ、ビデオカメラにしろ、日本の特技は商品を小型化すること。太陽電池が携帯の充電になったり、持ち運びできるようになることは、人口が爆発的に増えていく新興国での将来的潜在需要を考えると非常に有望なビジネスになると思います。
それから、これまで太陽電池はパネルだけを売り出すというビジネスモデルが主流でしたが、この分野だけでは世界中の企業が一極集中の状態になり激しい価格破壊、競争で疲弊する恐れがありました。半導体の二の舞というわけです。それが今回の富士電機のように一体化したシステムで売る場合、顧客に対する圧倒的訴求力が生まれ、利益率も飛躍的に高まるでしょう。
太陽電池の無限の可能性に日本経済は賭けてみるべきではないでしょうか。