☆「株は今が買い時かも?」 オバマ米大統領が示唆 (3・4日経)
「株は買い時かも」――。オバマ米大統領は3日、急落した株式市場について収益率などを勘案すれば株価は割安になりつつあるとの認識を示した。
ブラウン英首相との会談後に記者団に語った。同大統領は「私が注視しているのは日々の株価の変動ではない」と発言。オバマ政権の金融安定化策の懸念についても「絶対にうまくいく」と強調した。
ただ、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)への追加支援など、株式市場が政府の動向に神経質になっている時期。大統領の発言は株の買い推奨と受け取られかねない。ホワイトハウスのギブズ大統領報道官は「(経済的な)落ち込みから脱却するには時間がかかると大統領は言った」と強調。発言を深読みし過ぎないように求めた。
このニュースを聞いてふっと思い出したのが、数年前、当時の竹中大臣が「今、ETFを買えば儲かる」とか言って、その後怒涛の株式復活が起こったこと。しかし、今回はそううまくいくでしょうか??
こうした要人の発言は、しかし侮れません。例えば中川前財務大臣の大失態が大規模な介入の手間なくして大幅な円安を呼び輸出企業に慈雨をもたらしたように、なんらかの思惑が働きやすくなることは確かなのです。
いわば口先PKOでしょうか・・・。ただ、強いリーダーシップを持った大統領がこう声高に叫ぶことで重苦しい雰囲気がチェンジする・・・。そういうこともあり得るかもしれません。というのも、今の状況は人が何も信じない、疑心暗鬼がピークに達して起こったものですから、投資するにしても何らかのモチベーションが必要になってくるのです。恐らく日本が2003年の5月、りそなの国有化を機に反転したように、何らかの衝撃的なニュースがきっかけとなり、相場付きがコロっと変わることもありうるということです。だって、ここまで金融緩和し、ジャブジャブにあふれ、行き場を失ったマネーが世界中にあふれているのですから・・・。しかし、そのマネーの行き先はまだ決まっていないのです。恐らくキーワードは「環境」でしょうけどね。とにかく、今のうちにそのマネーの行き先を予見できた人に勝利の女神は微笑むのでしょう。