☆ソニー、電子マネーが使える「ブラビア」 (3・2日経)


 ソニーは2日、液晶テレビ「ブラビア」から電子マネーの決済に対応する6機種を4月24日に発売すると発表した。リモコンが非接触ICカード技術「フェリカ」に対応しており、インターネットを通じた番組配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」のコンテンツ購入に利用できる。

 リモコンはビットワレットの「Edy(エディ)」、NTTドコモの「おサイフケータイ」などに対応しており、カードや携帯電話をかざして支払える。クレジットカードに比べ、パスワードを入力する手間などが少ないという。

 「W5」シリーズは52、46、40型、「F5」シリーズは46、40、32型の計6機種を売り出す。電子番組表と連動し、映画や音楽などのジャンルに合わせて自動で最適な画質や音質に調整する機能を新たに搭載。40型以上の機種には、スポーツなど動きの速い映像も滑らかに再現する機能もつけた。

 オープン価格だが、店頭実勢は「F5」の32型が16万円前後、「W5」の40型が29万円前後となる見込みだ。


☆接触型ICカード、価格3分の1以下に 凸版印刷   (3・2日経)


 凸版印刷は2日、1枚当たりの価格を従来の3分の1以下の100円程度に抑えることができる非接触型ICカードを開発したと発表した。非接触ICカード技術の「フェリカ」に対応し機能を抑えたICチップ「フェリカライト」を搭載し低価格を実現した。まず流通業界やアミューズメント業界などの利用を想定し今秋から販売を始める。

 フェリカライトはフェリカに比べてメモリー容量を10分の1以下の224バイトに抑えたほか、ICカードのデータを読み取る際のセキュリティー機能を簡素化した技術。同技術の搭載で1枚当たりの販売価格は、100万枚を発行する場合で100円に設定した。紙のチケットや磁気カードの代替需要を見込み、会員証やポイントカード、アミューズメント施設の入場券などでの利用を見込んでいる。

 同社では2009年度に100万枚の発行で1億円の売り上げを目標にし、11年度にはこれを1000万枚で9億5000万円に高めたい考え。


 例えば、原子力発電の分野でなくてはならない技術を保有する企業として日本製鋼所がモテモテなように、オンリーワンの技術を持っているだけで、それはドル箱となり、アイデア次第で高付加価値分野への応用、さらに機能を簡素化して大衆への普及と、まさにひとり勝ちの状態へと持っていくことができるのです。

 今、業績の悪化にもがき苦しんでいるソニーですが、復活へのキーとなる技術・・・。これがまさに本日ニュースに出てきた「フェリカ」だと思うのです。あらゆる電子マネーに必要な根幹技術。ここを押さえていることはソニーの圧倒的強みであり、ハードとソフトの融合への触媒としては非常に魅力的な要素を持っているといえるでしょう。

 後は携帯ゲームなどのソフトコンテンツ、そしてフェリカでの課金など、様々なアイデア、プロジェクトを駆使することによって、復活は夢でなくなるかもしれない・・・。そう考えるのです。