☆米政府、シティを事実上の管理下に 普通株最大36%保有 (2・27日経)


 米財務省は27日、米大手銀行シティグループへの追加支援策を発表した。公的資金注入の見返りとして現在保有している優先株のうち、最大250億ドルを議決権のある普通株に転換。事実上、公的管理下に置いて再建を図る。シティ側の発表によると政府は普通株の約36%を保有する。


☆シティ、08年最終赤字2.7兆円に拡大 のれん代などに追加損失 (2・27日経)


 米シティグループは27日、2008年通期の最終赤字が従来発表の187億ドルから277億ドル(約2兆7000億円)へと拡大したと発表した。昨年末から一層経済環境が悪化しており、のれん代などの資産に対して、約100億ドルの追加損失を計上した。

 追加損失を計上したのれん資産に対応する事業は、北米、中南米、欧州・中東・アフリカ地域の消費者金融ビジネスと日本で資産運用業を展開する日興アセットマネジメントなど。米国だけでなく世界各国でカードローンなど個人向け融資の焦げ付きや返済の延滞が増加しており、消費者金融ビジネスの事業価値が低下したと判断した。シティは同日政府からの追加支援を受けており、支援に合わせて資産内容を再度見直したと見られる。


 さて、やはり政府はシティに大甘でしたね。時間を追うごとに深まる傷。簿外の損失まで考えると目を覆いたくなるような惨状ではなかったでしょうか・・・。そして、これからがもっと大変になるところでした。というのも、実体経済が悪くなり、個人クレジットカード部門でのデフォルトが今後増える中、いちばんあおりを受けるのがこのシティ、ならびにアメックスとなりそうだったからです。

 シティはアメリカ国民にとってのメインバンク。やはり、ここを見捨てるわけにはいかなかったのでしょう。

これで暗ーい雰囲気の風向きが少しでも変わればいいのですけど・・・。

それにしてもルービンさんの逃げ足速かったですね。さすがにボスの銀行はつぶせなかったのでしょう(笑)・・・。