☆ドバイ救済へ UAE中銀が政府債1.8兆円の半分引き受け (2・23日経)


 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国政府は22日、総額200億ドル(約1兆8600億円)の政府債を発行する計画を発表した。うち100億ドル分をUAE中央銀行が引き受ける。ドバイの政府系企業が抱える債務の返済原資を確保する狙い。金融危機による信用収縮の影響で資金繰りが厳しさを増すドバイの救済に連邦政府が乗り出す。

 UAE国営の首長国通信などが伝えた。発行する政府債は5年物で、利回りは4%。ドバイ政府の声明によると「返済義務を果たし、開発事業を継続するための資金に充てる」としている。

 ここ数年急速な成長を遂げたドバイは、開発資金の多くを借り入れに依存してきた。こうした開発を主導してきた政府系企業の債務のうち、150億ドルが2009年に返済期限を迎える。しかし、金融危機の影響で債務の借り換えは難しくなっており、市場ではドバイの債務履行を不安視する見方も強まっていた。


☆佐賀産牛、ドバイへ初輸出 日本食ブーム、販路開拓へ  (2・23日経)


 佐賀県はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイへ同県産和牛の輸出を開始した。イスラム教の決まりに沿って日本国内で処理したヒレやロースなどの高級部位100キログラムが今月中旬ドバイに到着、23日から始まる中東最大の食品見本市で紹介する。佐賀県はこのルートを使い、高級ホテルやレストランなど向けの販路を開拓していく。

 ドバイでは日本食がブームとなっており、欧米などで人気の高い和牛の需要も強いと判断した。UAEにはイスラム教のルールに沿って処理した食肉でなければ輸出できない。佐賀県はUAE政府から基準を満たしていると認定を受けた処理施設を活用して佐賀県産の和牛を輸出する。


 強がりを言っていたドバイでしたが、やはり台所は火の車だったようですね。ついにUAE全体で是が非でもドバイを守ろうという姿勢が明確になりました。ドバイが仮に債務の借り換えに失敗し、経済の混乱を招けば、周辺地域にも火の粉がかかるのは目に見えてましたからね。

 これでやっと一息つけますね。しかし、UAE内でのドバイの地位は明らかに降下、アブダビの発言力が高まることは必至でしょう。ドバイは大幅に開発計画を縮小、逆に存続すべきビジネスモデルとして、アブダビの環境都市計画にUAE全体の軸足は移るのではないでしょうか。

 折しも、佐賀牛がドバイへ初輸出。ドバイ経済が破綻を免れたことで、富裕層も一息つき、おいしいお肉に舌鼓を打ってくれるといいですね・・・。