☆車販売不振が打撃、損保・カード大手が苦戦 (2・12日経)
自動車の販売不振の影響が、国内金融機関で広がってきた。損害保険大手では収益の約半分を占める自動車保険の販売が低迷、2008年度の保険料収入は2年連続で減収となる見通し。カード大手各社の自動車ローンの取り扱いも急減している。今後も自動車の販売回復は見込みにくいなか、インターネットを通じた低価格商品に消費者の需要がシフトする動きも広がってきた。
東京海上日動火災保険など損保大手6社の08年4―12月の自動車保険料収入は前年同期比1.3%減の2兆2600億円。損保大手は昨春から軒並み自動車保険の保険料を値上げしたにもかかわらず収入減に歯止めがかかっていない。
☆三井住友・あいおい・ニッセイ同和、統合協議開始を発表 (1・23日経)
三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険は23日午後、3社が経営統合に向けた協議を開始することで合意したと発表した。統合が実現すれば、損保最大手の東京海上ホールディングスを抜いて、国内最大の損害保険会社が誕生する。
2010年4月の統合を目指す。3社がまず持ち株会社の傘下に入り、その下であいおい損保とニッセイ同和が合併。合併会社と三井住友海上も将来の合併を検討する。国内の損保市場が伸び悩む中で、統合による合理化効果を狙う。
様々な悪材料が重なり追い詰められている損保業界。なにしろ、稼ぎ頭の自動車保険、火災保険が自動車業界、不動産業界の激震で不振を極めている状態では無理もないでしょう。さらに、自社で保有する多額の株式、債券、不動産の価値の目減りは半端ではないでしょう。再保険の引き受け手になり真っ青になっているところもあるかもしれません。
とにかく今は、悪材料が後から後から津波のように押し寄せてくる状態で、ついに崖っぷちに立ち、なりふりかまわぬ統合で生き残りをはかるまでに追い詰められた感があります。三井住友・あいおい・ニッセイ同和が既に協議開始を発表していますが、今後もこの業界、怒涛の再編が続くことは間違いなさそうです。