☆ホンダ、ハイブリッド「インサイト」を189万円で投入 (2・5日経)
ホンダは5日、新型ハイブリッド専用車「インサイト」を発表した。価格は189万円から。トヨタ自動車のハイブリッド専用車「プリウス」に比べ燃費性能は劣るが価格は約2割安い。ホンダは出遅れていたハイブリッド市場でトヨタを追撃する。世界的に新車販売が急激に落ち込む中、ハイブリッド車は数少ない売れ筋で、トヨタも5月にプリウスの新型車を投入する予定。ハイブリッド車の国内販売は年間10万台程度だが、価格低下と車種の増加で普及が加速する見通しだ。
インサイトは6日に発売する。月間5000台の販売を目指す。3月末に欧州、4月上旬には米国に投入し、年間20万台の世界販売を目標にする。ホンダは2008年度に国内で16万3000台の減産(期初計画比)を決めているが、インサイトの投入で国内生産を下支えする。
4月から環境車に税制の優遇措置が適用される見通し。ホンダは買い控えを防ぐため、3月末までの購入者に減税分の一部を還元することも検討する。
☆ホンダが「残価型ローン」 中古引き取り価格を事前に保証 (2・5日経)
ホンダは6日に発売するハイブリッド車「インサイト」に、同社として初めて「残価設定型」と呼ばれる新型ローンを導入する。3年後の中古車引き取りを前提に引き取り価格(残価)をあらかじめ保証。購入者は新車価格と残価の差額を分割で支払えばよい。月々の負担額は3万5000円程度。割安感を出して若年層の消費を喚起する。対象車種も順次増やす。
頭金などのない均等割りで年利4.9%の新型ローンを組む場合、手数料や任意保険の料金も含めて月々約3万5000円の支払いで済む。残価設定型ではない通常の3年分割払いで購入すると月額約5万5000円かかり、保険料も別途必要になる。
ホンダが社運を託したハイブリッド車「インサイト」がいよいよ発売されます。しかしこの車は、ディーゼル、燃料電池車といったホンダがこれまで研究を重ねてきた究極の環境対応車とは一線を画すものです。つまり、今、売れる車を投入したということにつきます。環境車としてのラインをクリアしつつ、フィットと部品を共通化するなど、コストを絞りに絞って、一般車を買おうとする人に「どうせなら」と鞍替えさせる魅力ある価格を実現できたということにつきます。
今の自動車業界にとって劣悪の状況下、いちばん大事なことは「いかに生き残るか」につきます。例えばいかに素晴らしいビジョンを持った不動産会社にしても流動性が失われれば一貫の終わりで市場から追い出されてしまうのです。となると、今は理想よりも現実、いかにキャッシュを生む商品を提供できるかに社運は託されるということです。
今回の「インサイト」へのホンダの意気込みは半端じゃありません。買い控えを防ぐためのあらゆる方策をとりつつ、初めて「残価設定型」の新型ローンを導入しました。これなら若者にも買いやすいです。売りたい!という意思が伝わってきますね。
これに青ざめているのがプリウスのトヨタです。必死で巻き返しをはかってくるでしょう。今後の自動車業界の行方から目が離せませんね。